2014年10月25日土曜日

9月定例会報告


野草・薬草を使った家庭でできる健康法



 当日の参加者は十数名ということで、アットホームな雰囲気のなか、3種類の野草茶を試飲しました。
 よもぎ茶は「おいしい、温まる、なんだかホッとする」
 どくだみ茶は圧倒的に「独特の香りのなさに驚く」
 びわ葉茶は「オレンジのお茶の色のきれいさ、飲みやすい」と、
とてもなごやかに進み、ハーブケーキ、どくだみはちみつジュースの差し入れに一気に盛りあがりました。乾燥させたもの、生のままのもの、チンキやエキスなどアルコールで抽出したものをおもいおもいに試し、どんなときに使うのか、作り方などからだに優しいいろいろな知恵を交流しあうすてきな時間になりました。
         

いただいた感想を紹介します。

 思っていたよりも、とてもていねいで、見本(乾燥させた葉やエキス等)もあり、とても楽しかったです。薬草と聞くと少ししきいが高いと思っていましたが、楽しくお話が聞けてよかったです。  (高2)

 定期的にこういう集まりに参加しないと結局何もしないので、今日も良い刺激をいただきました。ハーブで精油作ろう,来年はヨモギのフリカケ作りだな、とか思っています。忘れてしまうので、春にまた講座やってください。  (中2)

 3種類の野草茶の飲み比べができて、楽しかったです。身じかな野草がいろいろな効能があるのを知って驚きました。お土産でいただいた枇杷エキスをさっそく試しています。結果が楽しみです。シップのことやいろんな話しも聞けてとても参考になりました。ありがとうございました。(中1)

 よく本で ドクダミ・ヨモギ・スギナ・ビワの葉など いろいろ目にしますが やり方も使い方もあやふやでなかなかやってみることが出来ないでいました。
 今回 実際にやっていらっしゃる方のお話しをききながら お茶にして飲ませていただいたり 採集の仕方・乾燥方法・抽出方法・使い方などなど 同じ親和会員の方から 具体的に教えていただき自分で出来そうだと思えました。
 ちょっとした事かもしれませんが この様な知恵を使い 薬や病院に頼るまえに 自分の治癒力をたかめ自分で治すことを意識していきたいと思いました。また 我が子にも 伝えていけたらいいな~と思います。   (高1)



 みなさんが、おうちでできるいろいろな方法で、病気やケガを癒していることを知り感心しました。何かあったとき、すぐにお医者さんに駆け込むのではなく、よほどのことは別として、まずはじっくり様子をみて落ち着いて対応することが「手当」なのだと感じました。なにより、自分のからだの中にある癒す力は自分で培っていくことがたいせつ、ということをあらためて感じました。  (中2)

 一番感じたのは、愛と信頼です。
これまで使っていた薬から野草(薬草)にかえるには、準備、努力、覚悟、観察…後なんだろう?沢山必要なことがあると思います。
 症状に合った野草は何か?考え、探し、集め、選別し、綺麗にし、乾燥・煮詰め作業、手を加える事がいろいろあります。途中で簡単で楽な方へと挫折してしまいそうなことも、何とか症状を改善させるんだという強い愛情があるからこそ、やり遂げられるんだと思います。
 その姿を見て、その愛情を感じて、野草(薬草)を使うと、買ってきたもの、貰ったもの以上の効き目がある様な気がします。絶対に良くなるとの自信は、信頼があるからこそ。
 また、それには、長年の経験からの先人の教えがあり、それをきちんとまとめた資料があり、それも信頼できるものであるから。
 実践しているお話が聞けて、私もやってみようと言う気持ちになりました。まずは、知ることから。
貴重な野草(薬草)も分けて頂きました。大事に使って行きます。
ありがとうございました。  (中1高2)

 草に触れる時間が増えると、「ありがとう」と思う時間が増えました。育ってくれた草にありがとう。育ててくれた土や水や太陽や空気にありがとう。そしてその瞬間、とても優しい自分になれる。私にとって、また私の家族にとって、それが一番の効能かもしれません。
 実際に植物を利用している方のお話には、なんのきなしにやっているようで、工夫があったり、絶妙なコツがあったりと、とても楽しかったです。もっと、生活に取り入れて、次は他の方にもおすすめしていけるよう、こなしていきたいと思います。
たくさんの野草の準備、大変だったことと思います。
ありがとうございました。 (中2)