2015年11月25日水曜日

百笑村通信

秋田の佐々木義実父さんから 
      百笑村通信 (毎日新聞記事)届いたよ

でっかく載せてもらったので嬉しくてみんなに送っちゃいます。
雨が降ると寒いし、カッパ着てまで農作業したくありません。
この時期天気が悪いのでさっぱり農作業が進みません。
仕事は山ほどあるんですよ。
農家の作業は田植えと稲刈りだけじゃないですからね。
他に何があるの?って思ってるおまえ(言葉悪くてごめん)
一回うちに来てみろ。これでもかーってくらいやらせるから。
先ずは家や牛舎や納屋や庭木の雪囲い。
これがめんどくせんだ。
カヤぶき屋根用の萱刈り。
コンバイン(稲刈り機械)のわだち跡に雨水が溜まってるので
全ての田んぼのわだちの水溜りをスコップとか鍬で排水路掘りして水を流す。
田んぼ約40枚。
来年田んぼに使う堆肥を今から運んでおく。約70台。
山の公園に植樹した山桜やナナカマドやブナなど50本が雪で倒されないように添い木を。
これらの作業は雪積もったらすべて出来なくなる。
だからのんきに構えながらも少し焦ってる。
今年はまだ雪降らないから助かってる。
誰か手伝いに来ないかなあ

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2015年11月23日月曜日

10月定例会報告


和光高校理科教諭 山崎慶太先生に聞く
食べ放題!の焼肉・しゃぶしゃぶの裏側
――成長ホルモン・抗生物質・遺伝子組み換え作物ってなに?――


わたしたちが口にする「お肉」を科学の目を通して解明していただきました。定例会が終わって、夕食の材料を買うときにすぐに役立つ内容で、参加された人たちの関心は深く、次の話題に入れないほど質問が続きました。学習旅行の直後にもかかわらず、いろいろな質問に誠実にお答えいただき、ほんとうにありがとうございました。(M.K)

参加者19名

いただいた感想を紹介します。

・高校の先生の授業を体験できてよかったです。生きるための食なのに、今、私たちを取り巻く食肉では生きていけないじゃないか!高校から和光の親は授業を知らないので、このような企画はもっともっとアピールして教えてください!!!   (高2)

・山崎先生の授業は前回に続いて2回目です。(理論だけでなく実際に玄米採食をされている先生を尊敬します。)TPPで海外から入ってくるものが心配です。もうパンクしている日本の医療費がもっとかかってきそうです。国民を幸せにしない今の動きが将来を暗たんたる気持ちにさせます。自己防衛だけでは防ぎきれないもので知ることも大切ですが今後何をとっていけばいいのか頭を悩ませます。今日もありがとうございました。  (高、中3)

・毎日のように食べている“肉”。何気なくスーパーで買っていたが、もう米、カナダ、オーストラリアの牛肉は二度と買いたくないと思うほどホルモン剤がおそろしいことだと、知れてよかったです。食についてもう一度きちんと見直し、何が安全かを調べ、勉強する必要があるとかんがえさせて頂く機会になりました。腸内環境が人の健康を左右するといわれていますが、はたしてそうなのか、どうなのか気になっています。ありがとうございました。  (中3)

・とても参考になりました。何を食べたらいいのだろう。様々な要素を考えて体にいいものを食べていきます。しかし、好物のものが、食べると体によくないのか…残念だ。  (中2)

・とても勉強になりました。アメリカ主導の世界、温暖化による生態系
等の変化、異常気象、大型台風等、心配事がどんどん増える世界。不妊症で人類滅亡するしかないような、したら地球はマシになるのですね。精神、神経系の疾病の増加の背景、原因を知りたいです。  (中2)

・知らない事がたくさんあったし、わかりやすかった。出て良かったです。 (中1)

・ちょっとむずかしい所もありましたが…。輸入牛ではあたりまえの様に成長ホルモン剤が使われている事が分かりとても勉強になりました。お肉食べる時にも色々と考えてみたいと思います。第2弾もやっていただきたい。子供達にも教えていただきたいです。  (中3)

・とても楽しく学ばせていただきました!動物性たんぱく質は、窒素やイオウが含まれているから臭い。肉食の夫がクサい理由に納得!でした(笑)先生のお話をうかがいながら、久しぶりのハードなノートテイクでレジュメはビッシリです。成長ホルモンといわれているホルモンは、実は性ホルモンだった。なぜそれを投与するのか?またその問題点や世界の中での扱いの違い。抗生物質や遺伝子組み換え作物がなぜ問題なのか?現状をふまえながら、難しいことをわかりやすくお話しいただきました。ひとつひとつ理解しながら日々の生活に生かしていきます。一部の人たちが利益を得る構図も見えてきて、わたしたちは、「しあわせ感」を変えていくことが必要なのかもしれないと思いました。まだまだ、酵素についてや細菌の効能などについてお聞きしたいです。前回に続き、今回もありがとうございました。  (中3)

・とても身近な問題であり、とても怖い話でした。社会の授業でも1年生から教えて頂いてきた内容でもありますが、まだまだ体を形成していく中高の生徒達にも是非必修で受けて頂きたいくらい貴重なお話でした。これから私達の子供達が自分で外食したり、食材を買って家族の為に作る様になりますが、この様な食育は何よりも大切な教育と更に思わざるをえない。何も考えず「安価にたやすく手に入る物」この負の連鎖のメカニズムを知ることは、社会の仕組みから、経済事情から、多岐に渡って勉強になる事がなんと多いか、考えさせられた。  (中3)

・この話を聞いて、皆さまはどのように食事をされていくのか、この先に興味があります。学習会後に“その後どうしてる?”みたいなテーマの会があるとうれしいです。  (小6)

・たいへん勉強になりました。またまた聞きたいです。企画、ありがとうございました。 (小3)

・とてもためになりました。これから何を食べようかしら…。  (小4)

眼の前に専門的な知識を持っている人がいて、その場で質問して答えてもらえる。しかも、その場には、同じ事柄に対して違った方向から語ってくれる、他分野の専門家がいる。こんな素晴らしくありがたい機会を味わってしまったら、そりゃあ、やみつきになりますよ。卒業してからはOB親和会委員として参加しますので、どうかいつまでもいつまでも、つないでいってほしいと心から願います。(中3)

初めて高校の先生の授業を聞きましたが、身近なテーマで差し迫る問題を提起してくれるよい授業でした。知らないということがこれほど不利益を被ることに愕然とします。因果関係が科学的に証明されるといのは非常に難しく、それを待っていたら手遅れになると思います。私たちのできることは、まずは知ること。子どもにも親にも聞いてほしい授業だと思いました。(中2)