2012年12月19日水曜日



  • ‎秋田 げんきねっとのお米農家 
      佐々木義実さん、佐々木昭考さん、阿部忍さんら
     仙北市グリーンツーリズムのメンバー、和光に来たる‼
    食と身体を考える会で座談会やります!
     有機栽培と自然栽培の違いって?
      無農薬・無肥料ってそんなにムズカシイの?
       どうすれば安心・安全な米を食べ続けられる?
                              ... などなど、
    生産者と消費者のぶっちゃけトークしましょう!
    幼小からの大勢の参加、楽しみです。
    差し入れ大歓迎です。

    2015.1.29(火曜日)
    時間:15:20〜。
    場所:和光高校3年2組の教室にて
    高校2年生の 農と地域の選択授業(見学のみ)の後になります。

2012年11月21日水曜日

DVDをみよう! 農業 農薬 

     一緒にDVDをみましょう!
  
 「ミツバチからのメッセージ」の作成にたずさわった、御園さんにいただいたDVDを一緒にみましょう。
   (テレビで放送された番組の録画です。)


 「農薬 その光と影」
 日本では、1945年以降に環境中に出てきた農薬の害。
 疑問を感じながらも農薬を使用してしまう農家の現実。

 「自給力が暮らしを変える」
 一人の農家から始まった、農家と地域の家庭とのつながりのよる食とエネルギーの自給。
 グローバル化が称賛されるその中で、生きる基盤を一定の地域で確保する動きが出てきている。(NHKのクローズアップ現代)

 「プロフェッショナル 仕事の流儀」
 食と身体の会ではおなじみの、さいたまの小川町の金子さんの「生命がめぐる農場」
金子さんの農場では、土から出たものは土に戻る、つまり永遠に循環する。

     月日:11月28日 水曜日
        場所:和光小(世田谷) 
        教室は、当日玄関で確認してください
    時間:9:00会場 9:30開演 
       (DVD1本が約30分です。)

      上映後10分ほど、仲井が農薬ネオニコチノイド有機リン系の農薬が、
      どのように神経系に作用するのか、簡単にお話しさせていただきます。
       
      そのあと、お茶など飲みながら、お昼ごはんなど食べながら、
        食と身体に関すること、ざっくばらんに話しましょう。
        途中、退室入室、自由です。申し込みは不要です。
      (3本とも上映する予定ですが、2本になる可能性もあります。)
        
  12:00から、デジ部の協力で、グーグルカレンダーの使い方レクチャーもあります。
             興味のあるかた、そちらもご一緒にどうぞ。

2012年9月27日木曜日

近藤先生の授業 第2弾 報告

   食品を購入する時、表示をみますか?何が気になりますか?」 

 産地、原材料、容量、消費期限、アレルギー物資、値段、キャッチコピー、などなど……。
その中の一つ、添加物を取り上げて、お話いただきました。

 添加物って?
食品となにが違うのかというと、添加物は、「食品を作ったり、保存したりするために一定の目的をもって意図的に使われるもので、一般飲食物添加物を除けば、通常はそれ自身を食品として食べることはないもの」です。

  =日本で使用が認められている食品添加物の種類と数(2011.12.27)=
 
    指定添加物:厚生労働大臣が指定した添加物   423品目
    既存添加物:長年使用されてきた天然添加物   365品目
    天然香料:天然に存在する有機物質を原料から採取したもの   約600品目
    一般飲食添加物:イチゴジュースを饅頭の色付けに使うなど    約100品目

こんなにたくさんの添加物が使われています。

 全ては表示し切れないので、総称を表示すればいいことになっています。
 たとえば”乳化剤”という表示は、水と油を均一に混ぜ合わせるために使用される、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖エステルなどをひとまとめにして表示します。ですから、”乳化剤”という表示からは、何種類の乳化剤が、どれだけ添加されているかはわかりません。


 
 添加物の摂取を減らすには、
 表示されている添加物の数を数えてみましょう。(もちろん、総称が表示されていますから、添加物の総数が分かるわけではありませんが)そして、なるべく少ないものを選びます。


実験と試食

 普通に炊いたご飯と、コンビニおむすびのごはんを、水に入れてみました。

 コンビニおむすびに使用されるご飯を炊くときは、お米、お水、ごはん粒をくっつきにくくつやを出すために植物油、ふっくらつやつやのためにグリシン、そして油を水になじませるために乳化剤をい入れます。
 












写真: 右のコップが、コンビニおむすびのごはんを入れたコップ。水の表面に油が浮いてきました。

試食はコンビニおむすびのごはんと、和光中学2年生のホームステイを受け入れてくれている、秋田の父さん母さんのお米。秋田米は幼稚園代表 太田さんが土鍋で炊いてきてくれま                               した。



  買いパン
 和光小ならではのシステム(!?)買いパン。どうしてもお弁当が間に合わない、作れない、そんなときの強い味方。
 今、いちばん売れ筋のランチパックの表示も、じっくり観察しました。
ツナマヨ、ポテトサラダ、照り焼きチキン、カスタード、小倉クリーム、どれも生ものと思われるネーミングですが、冷蔵ではなく、常温の棚に並んでいます。日持ちもします。
 手軽で、便利で、安い、腐らないサンドウィッチです。たくさんの添加物のおかげです。

安全性
 使用が許可されている添加物ですが、毒性の試験は単品使用の場合だけで、複数の添加物を一度に摂った場合のことは、十分に実験されていません。
 一日摂取許容量が決められていますが、私たち消費者は、どうやって添加物の摂取量を測ればいいのでしょう?

参加者から
ついつい便利なのでコンビニおむすびを買ってしまうが、身体のためにひと手間かけて”おむすび”を作ります。
コンビニおむすびに、そんなに添加物が入っているとは、ビックリ。面倒な時もあるが、自分で作ることが大事なんだと、つくづく思った。
ランチパック、確かに常温で日持ちすることを考えると、どれだけ入ってるの?と怖くなる。子どもがパン好きなので、少ずつ教えていきたいと思う。
自分を信じて食と付き合っていこうと思う。
いつも身近なところの話で、すごくわかりやすい。「食べ方=生き方」という考え方はとても良いと思った、子どもにも伝えたい。
保護者が主体となって勉強をしようという取り組み、素晴らしいことだと思った。
あやしいと思っていた事のからくり、裏側にある理由を知ることができた。
一家の食をあずかる自分が、自らの感覚と少しの知識をフル活用し、少しでも良いものを見極められるよう、食をおろそかにせず過ごしていきたい。
子ども同士のおやつ交換、食に関する感覚の違いが問題になると聞く、もっと多くの方にきいて頂きたかった。
おむすびの実験は中学の息子から聞いていたが、実際に目の前でみるとびっくり。家族でスーパーに行き、価格と産地調べに奮闘しました。 
確認する、自分の判断基準を持つ、ということだと思った。
深く考えるとなにも食べられなくなるが、自分のため、家族のため、これから生まれて生きていく人たちのために、つながりのある、一番大切なことだと思った。
知識を与えるのみならず、知識を心に作用させてくれるからこそ、近藤先生がみなさんから支持されているのですね。
ただちに命に関わることではないと、甘くなってしまう。
5年後、10年後、を考える。

当日、メイン会場には鎌倉校長が、鶴川キャンパスのサテライト会場には両角校長が、忙しなか時間を割いて顔を出してくれました。

    先生のことば より                      
  私たちが何をどのように食べるべきかが、世界の食糧問題や、地球環境とつながっています。
  ~~~地球の健康にも配慮した食べ方のために何よりも大切なことは、生活(人生)の中の「食べること」の位置を高めることだと思います。が、消費者動向を作っている一般の消費者のほとんどは、そのことにまだ気づいていません。
   ~~~小さな一歩を踏み出す人を増やしていきたいと思います。 

                   
    ありがとう!
  和光学園 初のサテライト配信でした。
 サテライト会場参加者やPCでネット参加者のアンケートをもとに、次につなげていきましょう!
 
 和光高校 ネット担当 小池先生 ありがとう!
 和光小デジ部の代表 本広さんメンバーのみなさんありがとう!
 和光鶴川小プレデジ部(?) のみなさんありがとう!
                                       

2012年9月12日水曜日

アンケートにご協力ください!

本日の近藤さんの授業2「添加物を探る」はいかがでしたでしょうか?
参加された皆様にアンケートのご協力をお願いします。

こちらからアンケートフォームにお進みください。

よろしくお願いします。

2012年9月4日火曜日

9月12日はサテライト会場もあるよ!

9月12日の「近藤さんの授業第二弾」は・・・

なんと!
和光小の世田谷会場をメイン会場とし、鶴川の和光中学にサテライト会場を設置し2カ所で参加していただけます!

世田谷まで行けないという方は和光中のサテライト会場にお越しください!
インターネット中継で世田谷と結び、質疑応答などもできます!

さらに!
どちらにも行けないという方はスマートフォン、PC、MACを利用して
インターネット視聴ができます!
参加ご希望の方はまずお申し込みいただき、参加方法を折り返しメールにてお知らせします!


インターネット接続参加申し込みフォームはこちら
*PC、スマートフォンでアクセスしてください。





2012年8月29日水曜日

秋田の佐々木さんから届いたよ!!

秋田の佐々木さんから届きました.


       「稲刈り&秋の味覚」
      9月22日 23日  1泊2日で、体験旅行
    参加者には ピカピカの新米一升 プレゼント!!

      詳しくは,下をクリックしてね。

     https://docs.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8maTdSSGpPR05tZmM/edit

2012年8月4日土曜日

食品添加物!

近藤さんの授業  第2弾

コンビニやスーパーで、売られている食品には、どんな添加物が使われているの?
和光中学の子どもたちは、コンビニ弁当の添加物について、近藤さんの授業を受けたよ。
今回は、お父さんやお母さんが、ふだん気にしつつも買ってしまう食品を取り上げる予定。

9月12日 水曜日 9:30~12:00
和光小学校(世田谷)

主催:和光幼、和光小、中学、高校、鶴川小、鶴川幼  
    全学園 合同主催


  *和光幼稚園にも、
   「和光の食と身体を考える会」が立ち上がりました。

  まずは、同好会としてスタートします。
  どうぞ、よろしく。


                           家でにぎったおむすびに、添加物は入れないね。

2012年7月10日火曜日

和光&秋田元気ねっと

    特別栽培米って?  ~ムシと殺虫剤のハナシ~



 この4月から和光学食で出されているお米は秋田のお米


「なんで秋田?」と思っているあなた!和光と秋田とはとっても深いかかわりがあるのです。和光中学校は2年生の学習旅行で秋田県を訪れます。そして滞在期間中の三日間、全員が5~6人のグループに分かれ、一軒の農家で農作業や食事などの日常生活を体験します。そして、旅の最後には、旅行中に教わって練習した太鼓と踊りを、お世話になった父さん母さんに贈るのです。和光中学校は長い間この取り組みを毎年9月の稲刈りの時期に行ってきました。
秋田の父さん母さんは、毎年秋にやってくる和光生を楽しみに待っていてくれます。そんな秋田学習旅行受け入れ農家である、大仙市の佐々木義実さん。佐々木さんは、県のエコファーマーを取得、秋田県農業公社から特別栽培米の認証を取得し、和光学食にお米を提供してくれています。
佐々木さん特別栽培米とは、どんなお米なのか、お話を伺いました。

食の会:特別栽培米とはどんなお米ですか?
佐々木:一般に店頭に出ているお米より農薬と化学肥料を半分に抑えているお米のこと。つまり、農薬の使用回数20回      のところを10回以下に抑えているお米のこと。抑えれば、これを特別栽培米と言います。他にも、農家それぞれで     栽培技術がいろいろ違うから、細かく話すと結構長くなるなあ…

食の会:佐々木さんが特にこだわっているところは?
佐々木: 味は普通でもいいヵら、できるだけ安全な米を、と思っています。
俺の米は殺虫剤を使用しないので、ムシの被害、特にカメムシの被害でお米に黒い斑点がついてるんです。あ     きたこまちは早生品種なのでムシがつきやすい。カメムシは稲穂が出てまだ固くならない乳熟期(指で押すとピュ     ッと牛乳みたいなのがです時期)にくちばしを稲穂の中に入れて吸うんです。そしたらそこが黒い斑点になる。
お米の検査時に1000粒のお米の中に2つか3つ以上あると等級が下げられ、そして価格も下がるんです。 あ     んまり斑点があると農協で買ってくれないときもあります。だから出穂したら効き目が強く、効果の長い殺虫剤を2     回ほど散布するのが一般的です。
今はほとんどが空散です。つまりヘリコプター。安全よりも見た目これが現実です。
もうちょっと、殺虫剤の話をすると、一般にはビニールハウスで稲の苗を育てている時の苗箱の土に殺虫剤は混和されています。その時しなければ、田植えの時、同時に散布します。
これはカメムシではなく、イネドロオイムシやイネミズゾウムシを防除するためです。殺虫剤の免疫が出てくるので新しい薬がどんどん開発されてきています。俺の米は全く殺虫剤を使わないので、被害にあい、お米の収穫量も他の農家より少ない。「お前の田んぼに殺虫剤を撒かないから他の田んぼにうつるんだ!」俺から言わせれば「そっちが撒くから俺の田んぼに逃げてくるんだ!」と言いたいけど、同じ村の人にそれを言っちゃおしまいですね。」

食の会:どうして早生だとムシがつくんですか?
佐々木:早く稲穂が出るからムシがその品種に集中するんです。秋田県はほとんどがあきたこまちなので、当然そうなります。コシヒカリは晩生なのであまりムシにやられない。でもコシヒカリは秋田県には向かないんです。出穂が遅いので(こまちは8月初めごろ、コシヒカリは8月20日ごろ出穂します)、冷夏の時は不稔(お米にならない)になる恐れがあかなりあるので、誰も栽培したがらないんです。危険な賭けだから。
それと秋田では栽培が難しいし、農協に出すとこまちよりちょっと安いんです。


我々が何の気なしに選択している有機栽培米や無農薬米を作るその裏には、本当にたくさんの思いや苦労がつまっていることを強く感じました。佐々木さんは大仙市にある自らの農場を「百笑村」と名づけ、広く農業体験者などを受け入れながら、グリーンツーリズムの牽引役として地元で活躍しています。お話を伺う中で、佐々木さんのこだわりについて、もっともっといろんなことを聞いてみたくなりました。
ぜひ、百笑村のホームページに、アクセスしてみてください!


百笑村HPアドレス  http://www.hyakushomura-1.info/
     

2012年6月26日火曜日

米粉のパンケーキ

米粉のパンケーキ焼きました。   6月18日

ボールひとつでできる、かんたんレシピだから、後片付けもらくちん。
粉は有機栽培の米粉を使って、甘酒とココナッツミルクの自然な甘味。
仕上げには、黒砂糖と水を火にかけて溶かした、黒砂糖のシロップ。
身体にやさしいパンケーキ、やさしい気持ちになりました。


{甘酒パンケーキ}


材料    甘酒:150g   米粉:50グラム   水:50CC   塩:小さじ1/4


作り方   ①米粉と塩を合わせてふるっておく。
       ②甘酒と水を加え、さっくり混ぜる。
       ③フライパンに油を熱して生地を入れ、色が変わってきたらひっくり返す。
       *甘酒が入っていると焦げやすいので、弱火で焼く。


{ココナッツミルクパンケーキ}  


材料    米粉:75g  ココナッツミルク:10ml  ココナッツフレーク:大さじ1 
       塩:小さじ1/4


作り方   ①ボールに材料を入れ、混ぜ合わせる。
       ②フライパンに油を入れ、中火で両面を焼く。




  ココナッツパンケーキにはトウモロコシを入れました。
  お好みで、干しブドウや小豆などなど、お試しください。
  油は圧搾のなたね油と、メンバーが持ってきてくれた、小豆島のしょうがフレーク入りの  オリーブ油。
  忘れがち、でも、こだわりたいのが油の質です。

2012年6月16日土曜日

和光小・中・高合同企画
DVD「ミツバチからのメッセージ」
上映会&交流会
6月25日(月) 13:00~  和光中高(鶴川)第1会議室
7月9日(月) 13:00~   和光小(世田谷)第1会議室   ご都合のよいほうに参加ください。

~新農薬ネオニコチノイドが脅かすミツバチ・生態系・人間~
 世界中でミツバチの大量死や数の減少が報告されている。
直接的な原因の一つと考えられているネオニコチノイド系農薬の被害。
 神経を直撃され、方向感覚、帰巣本能が侵されたのではないか?
 ネオニコチノイド系農薬は、稲、野菜、果物、菊、バラなどの栽培、シロアリ、松枯れ病の防除などに幅広く使用されている。植物内部に浸透し、洗っても落とすことはできない。
 日本国内でもミツバチの大量死が報告されている・・・・。

   DVD上映時間  約1時間
   上映後、茶話会を行います。
この問題について一緒に話しましょう。 お待ちしています。

参加人数把握のため、前日までに各校代表までご連絡ください。
もちろん、当日参加もだいじょうぶです。

2012年6月7日木曜日

            ≪米粉のホットケーキ≫

  
                  調理実習&茶話会
                            細胞の話をききながら…

6月18日  (月) 10:00~12:0
和光小学校  調理室

白砂糖、卵、乳製品、小麦粉を使わずに
甘酒や、ココナッツミルクでやさしい甘味を加えます。

細胞の話:米と小麦のアミノ酸バランスの話  (15分)

エプロン、三角布、ご用意ください。
材料費、資料代のご協力、お願いします(500円)

人数の把握ののため、参加希望の方は16日土曜日までにご連絡ください。

6の2  仲井朋子
4の2  森田眞恵

     

2012年3月23日金曜日

近藤惠津子さん 学習会 報告 その2

≪参加者の感想から≫
楽しみにしていたコーヒーフレッシュの実習は本当にびっくり!
乳製品は入っていないだろうと予想はしていたが、「油+水+乳化剤」を主原料にくるくる混ぜると、見慣れた液体が…!あの白さは牛乳の白さではなかった!!「乳化」とはよく言ったもので、本当に油と水が白くなっていったのでした。
 続いて、よくある清涼飲料水の作り方。「炭酸水+ブドウ糖果糖液糖+酸味料+着色料+香料」で子どもたちの大好きなあのジュースが完成!オレンジ味も、レモン味も、メロン味も、果汁はまったく入っていません。色もはっきりと鮮やかでした。
 安価で長期常温保存可能という要素こそが大量生産には必要不可欠だそうです。
 他にも、日本の食糧取り巻く様々な問題に触れ、いろんなことを教えていただきました。
和光の中学生も同じ内容の学習をしているとか。1回では学びきれない濃い内容なので、シリーズ化できたらいいな、と思いました。(高2)
近藤さんの授業を受けて、あらためて「人と土地は確実につながっているんだよな」と思った。
子どもたちはなんてすごい授業を受けているんだ!?こんな授業を企画してくれる先生たちに感謝。
保護者にも機会を作ってくれた「和光の食と身体を考える会」にも感謝。次はぜひ、子どもたちと一緒に近藤さんの授業をうけてみたいな。(中2生)
「増粘剤、試してみます?」の近藤先生の優しい声に促され、耳かき半分ほどを舌先で舐めてみる。味はしない、においもしない、ただ、ねと~っと舌にくっつく感じだった。ふ~ん、こんなものか、と思ったのもつかの間、付いたところがびりびりしびれる…このしびれ、いったいいつまでつづくのかと思いながら約6時間、やっとおさまった。薄めてあるとはいえ、ゼリー、プリン、ジャム、アイスクリーム、ドレッシングなどなど、このまま食べてて私の脳や身体は大丈夫かしらと心配になった。こうやって実験を目の当たりにすると、「飲むのやだ~、食べるのやだ~」と思うけれど、売られているものの中にはフツーに入っているのだ。
 そして、「見えない油」パーム油、除草剤を使っても枯れない、無視が食べると死ぬ遺伝子組み換え作物、ポストハーベスト、バーチャルウォーター、フードマイレージなどなど、食を考えることは、社会全体、世界中のことを考えることだと実感させられた。
ぜひ、2回、3回と企画してほしい。(中1、高2)

近藤惠津子さんの学習会  報告

 小中高の合同企画で実現した、近藤さんの授業。
 映画「キング コーン」の続きはいかに?
≪メンバーから≫
 輸入されたコーンやコーンのの加工品は、日本中に満ち溢れていた。
コーン油、加工食品、食品添加物、キャンディー、アイス、スナック菓子、アルコール飲料、清涼飲料水、医薬品、家畜の飼料…。
 私たちはたとえお米を食べない日があっても、コーンを摂らない日はないんじゃないかと思ってしまう。このコーンは、ゆでて食べるあの甘いとうもろこしとは違う。あれは'スイートコーン'で"野菜"に分類され、ほぼ国産だ。一方こちらのコーンは"穀類"に分類され、その70%が家畜のえさに、30%が添加物になる加工用のコーンでほぼアメリカ産。そのまま食べることはできないとうもろこし。
 覚えているだろうか、映画「キングコーン」の印象的なシーンを。アメリカのコーン農家は、悲しいかな自給自足できないのだ。
 
 遺伝子組み換え作物を作るときは、大量の農薬が使われる。それがその土地や地下水脈、河川、そして海洋へ流れ出る。輸出用のたくさんの家畜たちを育てるためには、バーチャルウォーターとして、その土地の水源から大量の水が汲みあげられる。
 農薬が蓄積した土地や川、枯渇した水源の回復費用は、本来なら商品コストとして、その作物や肉類、乳製品などの価格に含まれなければならない。しかし、現状はいまだにその土地に住む人々に負わせるものとなっている。特に、資源や人力を投げ売りしなければならない途上国では、自国の国力だけでは及ばないことがほとんどだ。
農畜産家や企業だけを批判すればいいのだろうか?
需要があるから作られる、売られる。食べ物がどこで作られてるのか、何からつくられてるのか、誰が作っているのか、どうやって作っているのか、身体の中でどうなるのか…。そんな風に考えていく、選んでいく、必要を消費者として強く感じた学習会だった。
 

2012年3月8日木曜日

3月の会はみんなでおしゃべり!

和光食の会世田谷の事今年度最後の会は、気軽に集ってパンケーキ、お茶をいただきながら皆でおしゃべりしよう!
今年一年間、勉強してきたことや、その他普段から気になっている食や子供の健康についてなど気軽に話をする会です! 


日時:3月12日(月)9:15〜11:30
場所:地域談話室
飲食について:
  • 食と身体の会ならではの<甘酒パンケーキ><米粉のパンケーキ>を焼くよ!
  • コーヒー、紅茶などを用意しています。(一部実費となる場合があります)
  • 他、ご自分でお持ちいただいてかまいません。 
和光幼稚園の皆さんも参加してもらえるよう、朝9:15分からです! そのままお迎えまでいてもらえるよ! 子連れ、途中の出入りも自由です。

小学校、幼稚園のお母さん、お父さん、是非お気軽にお越し下さい!!

2012年3月7日水曜日

3月の会のパンケーキのレシピです!

3月12日のパンケーキのレシピが届きました。
<甘酒パンケーキ>
材料:甘酒、小麦粉、塩
  1. 小麦粉と塩をよく混ぜ合わせる。
  2. 甘酒と水を加える。
  3. フライパンにタネを入れ、中火で焼く。
<米粉のパンケーキ>
材料:米粉、ココナッツミルク、塩
  1. 材料を合わせる。
  2. フライパンで焼く。
お楽しみに〜!

2012年2月21日火曜日

近藤さんの授業楽しかった!

白衣の近藤さんの前には、沢山の食品添加物。
この味知ってる!?かき氷のシロップだ!コーヒーフレッシュだ!
さてその正体は?

2012年2月14日火曜日

近藤さんの授業イベント作りました

食の会on Facebookに2月21日の「近藤さんの授業」イベントを作りました。
参加の方はお気軽に「参加ボタン」を押してくださいね!
何名いらっしゃるかの目安になります。

アメリカの遺伝子組み換えコーンは日本でどう広まっているのかフードマイレージについて。
そして!食品添加物の実験までやる予定!!

外部の方も参加可能です。
実際に和光中での授業に取り入れられている授業を通して、和光学園についても知っていただける場です。
和光小の父母はみんな気さくなので、お一人でもお気軽に参加できますよ。
和光幼稚園から小、中、高に興味のあるかたも是非どうぞ!!

*あ、皆さん平服でご参加くださいね!間違ってもお受験スタイルは浮いてしまいます〜(笑)


2012年1月24日火曜日

活動報告

和光幼小、1月の活動でおからサラダを作った仲井です。
このサラダは自由の森学園学食のレシピをいただいたもの。とっても簡単。
☆野菜を食べやすく切る。
☆塩コショウで味を整える。
☆マヨネーズで和え、おからを混ぜる。
以上おわり!
◎野菜はその時々の野菜でどうぞ。今回は白菜、かぶ、かぶの葉、人参、大根。野菜はおからの2倍が食べやすいよ。
◎生のおからがベスト。今回は北海道産の特別栽培大豆の真空パックを使用。おからはそのまま使います。
◎調味料
普段は市販のマヨネーズはあまり使わないけど、このサラダを紹介したくて近所で購入。卵不使用のは見つからず、でも、化学調味料不使用のものを発見。原料の油も米油でした。
今回こしょうは使ってません。無くてもオッケー。
野菜を切って混ぜるだけのこの一品は、朝ご飯がわりに重宝します。
夏は冷蔵庫で、ちょっと冷やしてどうぞ!

2012年1月23日月曜日

2月の会「近藤さんのお話し」その2

2月の企画担当から、追加の報告です。
--------------
担当より
先日、近藤さんとお会いしてきました。
近藤さんのお話はとてもわかりやすくおもしろかったです。たくさんのひきだしをお持ちで、今回どの話をしていただくか迷ったほどです。

個人的には、是非続けて話を聞きたい!と思ってしまいました。

添加物の実演は、「食品の裏側」の著者である安倍司さんに教えていただいたコーヒーシロップ、とんこつらーめんの作り方(粉が7種類くらいで作られる!)、
清涼飲料水などをよくされているそうです。

そして2/21には、清涼飲料水を作っていただけます。1杯目はコーンシロップのみ、2杯目は、コーンシロップ+炭酸水
3杯目は、コーンシロップ+炭酸水+香料。全員少量ずつ味見できます。楽しそう♪長男は、授業を休んで行きたいと言っていました。

とうもろこしから、甘味料として使われるシロップのこと、飼料として大量生産されていること、フードマイレージのこと、遺伝子組み換えのこと、TPPのこと・・・
と話を広げて話をしていただく予定です。身近なとうもろこしからいろいろな問題に触れることができ、食に関してもより興味を持っていただけるのではないかなと思い
ます。
1人でも多くの方に集まっていただけたらいいなと思っています。
ちょっと、付け足しでした。

2月「近藤さんのお話し」その1

仲井です。
2月の企画担当者から、報告が入りました。

中高の子ども達は、よく知ってる近藤さん。すっごく面白いらしい!

中学で社会科を担当している井上先生も「僕も授業休んで、聴きに行きたい」だって!!

担当より
2月、食と身体を考えるの会世田谷での定例会では、CSまちデザインの近藤惠津子さんをお招きして、お話をしていただくことになりました。

近藤惠津子さんは和光中で3年前から子どもたちに食に関する授業をしてくださっています。添加物の実演やフードマイレージのことなど、食に関する知識の引き出しはたくさんお持ちで、食農共育(しょくのうともいく)を目指して活動していらっしゃいます。
今回は、以前の定例会で観た映画「キングコーン」の続き〜日本に届いたトウモロコシのゆくえ、とでもいいましょうか、その辺から広げて、お話ししていただく予定です。
和光中で子どもたちが受けている授業を是非受けてみませんか!
乞うご期待

CSまちデザインのホームページ

2012年1月18日水曜日

地元の食材でごはんを作った!報告編!

昨日の和光小での「地元の食材でごはんを作ろう!!」会のご報告です。
教懇の打ち合わせや生け花サークルなどとも重なりましたが、9名の参加でワイワイ楽しく野菜料理を作りました。


新校舎の調理室はシンプルながら機能的で使いやすい!
昨日はその6つある調理台が全部埋まっていました。

1、2年の低学年は ”料理名人”でバナナ米粉ケーキを焼いていました。
幼稚園のお母さん達はお楽しみ会用にスープをこしらえていました。

学ぶ場所は、十分に生かされ、色々なものを生み出し、まわっているのを感じました。
そんな中で、私たち「食を考える会」が地元の野菜達を使って即席料理!でした。

買い出しチームが買ってきた食材は
ターサイ、白菜、キャベツ、ネギ、豆腐、油揚げ、人参、ほうれん草、小松菜、カブ、ごぼう、生姜、それと参加できなかったメンバーから 大蔵大根の差し入れ!

調味料は各自の家から普段使っているもの。
なたね油、小豆島の杉樽醤油、徳之島の塩、菜種油マヨネーズ、有機の胡麻、有機の和洋出しなどです。


さて、これで何を作る?


初めは、戸惑いながらも、なんとなく食材を手にとり切っていく・・・・
やっぱり主婦ね!


結果はびっくりするくらいの品数!!!野菜だけでもお腹が一杯に!!
職員室の先生にもお裾分け!聞けば野菜不足の昼食のよう。とっても喜ばれました。

地産地消の旬の野菜を使って、即席料理。

楽しいですよ!!皆さんもお子さんと一緒に日曜の献立考えて作ってみてはいかがでしょうか?
定番大根サラ白菜の蜂蜜レモンコールスロー
王道ほうれん草のお浸し



完成!!

ほうれん草の白和え
ターサイとゴボウと油揚げの炒め




左上:野菜たっぷりおからサラダ
右上:キンピラ
下:キャベツとお揚げの挟み蒸し
カブ全部サラダ
白菜生姜ぶっかけ醤油煮
ネギのスープ煮


野菜スープとネギ生姜ごはん
だいこんめし



2012年1月17日火曜日

一月の会、開始!

世田谷区の無人販売の野菜と、生活クラブの野菜たちを使い調理開始!

2012年1月12日木曜日

一月の活動

今年もたのしくお願いします。
今月は、「地元の食材でごはんを作ろう!!」です。
和光小のご近所産の野菜をメインに、美味しい料理を作って食べます!!
1月17日(第3火曜)10時から
和光小(経堂)  調理室
持ち物
 三角布、エプロン、マイカップなど。
 お米1合(玄米の方は、5の2仲井まで連絡ください)
 調味料なんでも。
    普段使いの みそ、しょうゆ、塩、秘伝のたれ、
    だし昆布、本だし、味の素、ドレッシングなどなど
 お持ちください。
食材費のご協力 お願いします。500の予定です。
参加申込、必要です。しめきりは15日日曜の正午です。

和光の食と身体を考える会 仲井(和光小5の2)。