2013年5月18日土曜日

サークル3Days終了!

3デイズの活動報告です

小学校(世田谷)のサークル紹介イベント「3デイズ」が6月13〜15日におこなわれました。今年で2年目になります。
参加してくださった方、身体にやさしいお菓子を作ってきてくださった方、ご協力ありがとうございました。
残念だったのは、告知が前もって充分にできなかったため、新しい方の参加はなく、他のサークルの方との交流のみだったことです。
来年度は、もっと早いうちから準備を始めて、たくさんの方に参加していただきたいです。


参加した会員の感想

卵・乳製品・白砂糖不使用の焼き菓子をつくりました。食のことについて、口でいろいろと説明するよりも、身体にやさしいお菓子を紹介したりすることで、まずは“そういうものがあるんだ”と「知ってもらう」ことが大切だと思います。今回は、お菓子を食べながらみんなでわいわい楽しくお話する場がもて、とてもよい機会だったと思います。私自身も、いろんな方と交流ができてとても楽しく有意義な時間でした。食べてくださった方々にも感謝です。
(1年生のお母さん)


3デイズでは、日ごろ気になっていることをいろんな方と話すことができて楽しかったです。成長期の子どもたちを育てている母として食を考えることは、とても大切なことだと改めて感じました。
初日に、焼き菓子を持っていきましたが、今度みんなで作ったら楽しいだろうなと思いました。
(4年生のお母さん)











2013年5月9日木曜日

第一回生協懇談会 一般参加約15名!


  生協(学食)懇談会 第1回  報告

5/7 2013年度 第一回生協懇談会が行われました。運営メンバー11名の他、一般親和会員の参加約15名。うち教員2名。フロアからも活発な発言があり、和光の食に対する関心の深さを物語っていました。

   当日参加された方の感想や意見を募集します。
 また、参加されなかった方でも、和光の学食・売店について感じていること、聞きたいこと、わからないこと、などなどなんでも、Facebook和光の食と身体を考える会にぜひコメントお寄せください。
 このブログおよびFacebookページは、「和光の食と身体を考える会」 が管理しています。

 
         =さっそく感想をいただきました!!=

 『参加する前は趣旨が理解できていなかったけど、勉強になったよ。参加して良かったし、とても有意義でした。
 僕も、職場の生協活動に関わっていまして、生協法による縛りがキツくなっていることで、全国の職域生協や大学生協が大変な状態に陥っていることに、危機感を持っています。
 国の自主共済規制と生協規制の政策が、消費者の自主的で多様な取り組みを取り潰してきているのは、本当に暴挙だと思う。
 和光の生協が学食を始めとするサービス提供を維持するためにも、親和会で現状を訴えて、理解を深めた上で、会員加入に繋げていくことが、真っ先の課題だと今日は思いました。
 そういう親和会員の理解を系統的に培わないと、生協をより良いものにはできないですね。』
                                                  (中学 父)

 『想像していたより明るい雰囲気でした。
 親和会委員(親)から生協への要望(袋入りパンをやめて など)の発言の後、O先生が「生協のMさんは言いづらいだろうから・・」という前置きのあと、即座に却下されるような発言があり、何を言ってても無駄では・・・・と思えた。意見、要望を言いづらくなってしまうのではと思いました。要望に対して前向きな意見が聞ければよかった。』 (高校 母)
 
 『生協の加入率が低いのは、入る必要があると思っていない保護者が多いから仕方がないのかも。私も入りそびれてます。もっと宣伝活動をして欲しい。高校の新入生保護者会の説明を受けた時は、入らなくちゃとは思えなかった。(生協の会員数が増えたら、口うるさい親たちが増えるのでは?なんて思ってないですよね。)』 (高校 母)

 『学食の質の悪さは、小学校の時から耳にしていました。子どもに食べさせる気もなく、子どもも興味がありませんでした。
 和光の学びの中の一つに、分からないこと、それは学食の内容でした。タイミングよく、懇談会の案内を頂き、参加させて頂きました。 
 今の現実、生協と学校の関係、両角校長のお考え、中学に入り直ぐに知ることが出来て本当に良かったです。三位一体の教育理念と認識していましたが、学校と生協が主体の懇談会のように感じました。子どもたちの健康は、一番後回しでゆらゆら揺らいでいる感じがしました。
 和光は、幼稚園から、食と命をテーマに素晴らしい学習をしてきました。中学になった今、継続的に人の本質に生きる力に、関わる食(健康、文化、社会)を学習の一環に加えることが、子どもたち自らの主体性を育てると思います。』 (小・中 母)


 『和光は授業で食のことをとりあげているわりには、食堂のメニューがおそまつ。ということに、親として矛盾を感じます。利益の追求は、中高の食堂ではあきらめて、子どもたちの体のことを考えてくれたら嬉しいです。食事がいかに大切かということを、保護者の方たちにもっと知ってほしいです。そのためには勉強会をやる、関心を持ってもらうことですかね。』 (高校 母)

 『カレーも以前は(学食厨房で作っていたと聞きました。だから、やろうと思えばできるのでは』
                                                  (高校 母)

 『3者が同じ方向を向いていないと感じました。例えば、高校生だって十分健康管理必要じゃないですか?売る事だけが先行している業者が学校に入っていることはいかがかと思います。
 とりあえずの案としては、放課後から部活の間にオムスビを売ってはいただけないでしょうか?帰りにみんなコンビニでオニギリを買って帰る子が多いのです。』  (中 母)



『学校の要望と親和会(親)からの要望はほぼ一緒。利用者である生徒と教員の身体を考えた健康的な食品、メニューを取り扱ってほしい、ということ。そのことに関しては同じ方向を向いているということは確認できたと思う。一日100食程度しか出ない現状で利益をあげることは難しい。だからなんとか足が出ないように、廃棄ロスが出ないように、というのが生協の見ている方向で前者の二者とは全く相入れない。
そこをコミニケーションを深めるという方法でこちらの目線に少しでも近付いてもらいたいというのが生協懇談会のねらいのように思う。
学期に一度というから年に三回という限られた懇談会で、果たして180度違う方を向いている人間たちが同じ方向を向くようになれるのだろうか…?』(高校 母)

大田堯先生 講演



大田堯先生の映画「かすかな光へ」上映会とトーク =報告=

3月20日 和光小学校幼稚園体育室にて開催しました。
   和光の食と身体を考える会・
          和光世田谷九条の会・子どもの本を読む会・くらしとれきしを考える会 共催

 先立って、2月16日に和光高校親和会による「かすかな光へ」の上映会、監督・校長の対談が行われました。
日を変えて、和光小学校で2回 鑑賞会を行いました。
 そして、20日当日は、大田先生ご本人のお話をいただきました。

 私(12年度 和光小 食と身体を考える会代表仲井)が初めて大田先生のお話を聞いたのは、「食と身体を考える会」のきっかけとなった、父母懇関東ブロック 自由の森学園 でした。
 『あらゆる生命の個体が全部違うということ。それは科学的な事実であり、一卵双生児を除いてすべてDNAは違うということ。双生児であっても生まれたあとの経験が違ってくる。生命は違うものであり、一人一人が違うということ。それは普通のことにみえるが、それが民主主義の根幹にあって、「違っていい」ではなく「違う」ということ。』
 生命の在り方を、大田先生のようにとらえることができたら、どんなに素晴らしいだろうと、また、そうありたいと、以来生きていますが、しばしば忘れ、子どもの自分への同化を求めてしまいます。
 しかし、大田先生いわく、それもまた生命の特徴なのだそうです。 
 

 ~ 世田谷九条の会事務局の中尾さんからいただいた感想です。~

 『戦後日本の教育政策の民主化に力を尽くしてこられた、教育研究者・大田尭さんの姿を追った映画「かすかな光へ」を観たあと、大田先生ご自身にお話しを伺うという貴重な機会に、小学校の子どもも含め60人ほどが参加しました。
 この学習会の日の3日後の3月22日に、95歳のお誕生日を迎えられた大田先生ですが、
そのお話しは力強く、そして命への温かな視点に満ちたものでした。
 「どんなときも希望を持ちつつ、人々と交わりながら自分の頭で考えること」という大田先生の言葉を胸に刻み、私たちも“かすかな光”に向かって少しづつでも歩んでいきたい、と、感じました。
 この日の学習会にご協力くださった和光小学校サークルの皆さま、どうもありがとうございました。
                                           
                                             世田谷9条の会事務局 中尾 』