2014年12月25日木曜日

百笑村通信届いたよ

秋田の佐々木義実父さんから
百笑村通信12月号届きました。

      こちらをクリックしてください。
https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8mYVhNbEM2SmsxOFk/view?usp=sharing

父さんは、大忙し。
除雪に牛の世話、お米の発送、そして、
2月の10日に行われる「刈和野大綱引き」の大縄に使う稲わらを8000本納めるのだそうです。

   =以下 父さんから=

と言う事で「また来たか」と、思われてる百笑村通信12月号、今年最後の通信になります。
「へば、なんしたちょ」と思ってる方、その通りです。
 
雪が50cmほど積もりました。いつもの年よりよげだな。
そんたもの、いらねのにな。
 
だから雪が多くて農道が歩けなく田んぼに堆肥を運ぶ事がそんなに出来なかった。
来年使用する田んぼに全部運んでおぎでがった。約70tを。1tトラックで70回。
 
一般道は10cm積もると除雪してくれるけど、農道はやってくれないんだ。
 
きょうはイブ、友達が菓子職人なので毎年ケーキの注文が来るから付き合いで。
それが、相変わらず、いまいちなんだなあ。
どちかと言うと和菓子職人なんだな。
シャンパン2本サービスしてくれるから、まっ、いいかあ。
 
雪が積もってきてるのに我が家に来てる研修生が来年から農業で生きていくための
農地が見つからずかなり焦ってる。
 
一度決まりかけてたのに、無農薬でやりたいと言ったら断られた。落ち込んでる。
農地を貸す人が無農薬で病気とか着いた時周りの農家に迷惑をかけるからと断ったようだ。
 
一般の農家は無農薬は最初から無理だと思ってるし、回りに迷惑をかけると思ってる。
てめえは、たいした努力もせず先入観で物事を進めてる。
米の価格が安いのが分ってても最新の農機具を買って儲からないと言ってる。
そういう農家に限って農協が悪いとか、農政が悪いとか、ほざいてる。
 
おっと、ちょっと荒っぽくなっちゃったな。
 
まっ、今年一年無事終わりそうだ。
3月から続いてる咳でとにかく辛かったが、やっと効く薬が見つかったような気がする。
長かったなあ。膝いでし、かだ凝りするし、やっぱり60歳の体になっちまったな。
自分ではかなり、わげつもりで、いたんだが。
 
本業の田んぼはやや豊作だった。仔牛の価格も今はバブルだ。
ただ、面積が増えたから忙しすぎた。
 
定年退職したい。
 
と言う事で2014年もお付き合いいただきましてありがとうございました。(ぺこん)
*************************************
佐々木 義実
〒019-2202
秋田県大仙市大沢郷百笑村一番地
TeL / FaX 0187-78-1994
E-Mail: hyakushomura-1@hb.tp1.jp
http://www.hyakushomura-1.info
http://www.goto-chi.com/seisansya/s_y.htm

     秋田の父さん母さん
     今年もたくさんお世話になりました。
     どうぞお元気で、よい年をお迎えください。




2014年12月21日日曜日

12月定例会報告


≪12月8日に行われた定例会≫ 

  午前の部 マクロビオテック食の調理実習
  
献立:玄米ご飯・野菜の味噌汁・大根と玉ねぎの柑橘ドレッシングサラダ・
   かぼちゃとサツマイモのパウンドケーキ・味噌と麹の入ったクッキー


午後の部 
DVD鑑賞会 「フォークス・オーバー・ナイブズ」
           <いのちを救う食卓革命>

 午後の部は、高校2年生徒の参加もあり感動しました。
大人が発信し行動していくことの大切さを感じることのできた会でした。
 師走のお忙しい中、ご参加ありがとうございました!


≪いただいた感想をご紹介します≫

「小学校の頃から、赤い食べ物、緑の食べ物、というように、食品の栄養素について学ぶ機会がありましたが、植物性の食品だけでも十分に生活していくことができ、また、そうし
た食事の方が元気に生活できるという事実に衝撃を受けました。」(高2 生徒)

「食生活をかえなくてはと、強く思いました。食べやすいもの、好きなものは、味が濃く、こってりしているものばかり。それで太って困っています。肉、牛乳、加工食品をやめるようにして、健康を取り戻したいです。」(小2.5・中1・高2)

「大変よかったです。食生活のみなおし、考えます!」(中・高)

「最近の関心と、ぴったり合っていました。まどろみつつ(すみません!)大事な事は受けとらせてもらえたと思います。今日、帰ったら家族で話題にしようと思いました。」(中1・高2)

牛乳が日本人には効果的に栄養をとれるものではないと聞いてきたが、それ以上に負の食品になるということを知り驚いている。老親が菜食中心でエネルギーが足りない。年をとったらもう少し肉を食べなければ…。と会話したことと矛盾してしまう内容で、どの程度の肉、魚、牛乳等の摂取が好ましいのか、さらに勉強したいと感じた。」(中1)


食と身体を考える会   
 来年は1月の世田谷キャンパスでの定例会からスタートです。
 「発酵食」をテーマに調理実習などなど計画しております。
 詳細はまた報告いたします。
 みなさま、よいお年をお迎えください。

2014年12月17日水曜日

秋田の父さん母さんからのお便り


 産直バザー委員会からのプリントでもお知らせがありましたが、和光&秋田げんきねっと産直米のお米には、ネオニコチノイド系農薬は使われていません。

 秋田の父さん母さん、がんばって下さってます。 

 秋田から届いたお米に同封されていたお便りをご紹介します。

  お便りをくださった 佐々木 昭孝父さん 喜美子母さんは、「今年の米は2等米になってしまうかな~、と心配だったけど、1等だったよ」 カメムシによる斑点米が千粒に2粒あると、2等米となって、買い取りの値段が下がります。
 佐々木父さん母さんからのお便りは下をクリックしてください。
https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8mUlp1Zy1vdmx2d2s/view?usp=sharing

≪追加情報≫

 ネオニコチノイド系農薬は、ミツバチの大量死や発達障害との因果関係が懸念されている農薬です。欧州連合(EU)では、ネオニコ系農薬3種類の使用を禁じるなど、世界的に使用の制限が進んでいます。

 今年の1月の新聞報道にありましたが、佐渡市が国の特別天然記念物トキの生息・繁殖のため、エサになる田んぼのドジョウなどを増やすことも狙い、稲作でのネオニコチノイド系農薬の使用を自粛しています。
 神戸大学大学院 分子形態機能学 星信彦教授は、トキの代りにウズラを対象に実験し、雄の精子のもとになる生殖細胞の減少と、雌の卵巣の細胞異常を確認し、産卵の割合が何もしなかったペアと比べて、最大20%落ちたとしています。

 アメリカでは小児科学会は、2012年に声明を公表し、アメリカ政府や社会に「発達障害や脳腫瘍など、農薬による子どもの健康被害」を警告しています。

 日本でも、黒田洋一郎氏らが、発達障害増加の原因としての農薬の危険性を挙げて活動しています。

2014年12月6日土曜日

百笑村通信届いたよ

秋田の佐々木義実とうさんから
    ***百笑村通信とどいたよ!!***

  牛の体温の測り方、知ってます?
  体温がどうなると、お産が始まる?

まずは、秋田弁の解読ですね・・・・
通信はアドレスをクリックしてください。

https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8mTU9PbXROMjRPZUk/view?usp=sharing

要らない雪がまた降ってくる時期になりました。
まだ雪囲いしてないから焦ってます。
それに寒いし。
先日東京往復を夜行バスで。わりと疲れなかったなあ。
それに、あっちは、のぎがった。あへ、出できたっけ。
夜の歌舞伎町を歩いて来たよ。しかも女性と。
3人で。残念!
いつもの汚い字の百笑村通信です。12月になったのに10月11月号です。
予定一週間すぎたのにまだ生まれず、落ち着いて漠睡できない。
だから眠いけど今暇なので、こんたごどしてます。
出来れば日中生まれて欲しい。
夜は寒くて人も生まれたての赤ちゃん牛も厳しい。
ちょっと今覗いて来ます。
夜空が綺麗でした。
木の枝に載った雪が綺麗なので写真とって来ました。
今日は生まないような感じがします。
体温を計ればわかるんだけどね。
さて問題です。
牛の体温はどうやって測るでしょうか?

佐々木 義実
〒019-2202
秋田県大仙市大沢郷百笑村一番地
TeL / FaX 0187-78-1994
E-Mail: hyakushomura-1@hb.tp1.jp
http://www.hyakushomura-1.info
http://www.goto-chi.com/seisansya/s_y.htm


2014年11月20日木曜日

12月定例会

DVD鑑賞会                     食と身体を考える会 高校企画

***フォークス・オーバー・ナイブズ***

~ いのちを救う食卓革命 ~  
     
2011年 全米で大ヒットした食について隠された真実をあばくドキュメンタリー。
動物性たんぱく質と加工食品を避けることで
心臓病・糖尿病など思い病気はコントロール可能と主張する。
肉を食べないと力が出ないという思い込みや日常にひそむ問題点に警鐘をならす。

                  日時:12月8日(月)
                      PM1~2:30
                      鑑賞後に茶話会をします。
                  会場:高校2階 第2ゼミ室



         


           
  

2014年11月8日土曜日

百笑村通信届いたよ

佐々木義実とうさんから、百笑村通信届いたよ。
和光祭りの帰りに、福島を通って帰ったんですね。
通信は一番下のアドレスをクリックしてください。


まだ届いだのがー↓。
そう思ってる皆さん、
そうなんです。迷惑顧みず送ってます。
まっ、めんどくせど思ったらすぐ削除してけねしか。
11月になってから9月号でもねんだどもな。
10月中旬になってからマキストーブ取り付けたら、えのなが(家の中)のぎくて汗かくから半袖なって
アイスクリーム食ってるわがままで快適な生活だ。
1.2日農業体験を引き受けてる東京の中学校の文化祭に行き米販売。
俺の米は無農薬や天日干しだから良く売れた。(と、思ってる)
3日茨城県の海沿いで夜が明けるのを待って日中ずーと太平洋側をゆっくりと福島・宮城と北上して来た。
茨城県は津波の被害はあったけど東北ほどではなかった。
福島の帰宅困難区域に入った。
国道は日本のどこにでも見受けられるような看板、トヨタとか日産、ホームセンター
コンビ二、ガソリンスタンド、大型ショッピングセンター。
よく見ると全てが閉鎖されてる。
ちょっと脇にずれて町に入っても住宅、町の商店街、全て閉まってる。人が誰も住んでない。
農地は外来種のセイタカアワダチソウがテロ攻撃してるようだ。
一面気持ち悪い黄色がはびこってる。
帰宅困難区域を過ぎるとパーとにぎやかになり道の駅なんかもたくさんの人や車が行き来をしている。
宮城に入ると津波で壊滅状態になった浜の農地にはすさまじい数のイチゴ団地のハウスが立てたれてる。
まさに復興に急ピッチに進んでるように感じた。
ずーとゆっくり車を走らせながら3県を見て
「光と影」「動と静」を見て来たようだった。
さて、あしたから天気良ければ萱屋根の萱刈りだ(ススキのことですよ)
やってみで人待ってます。
その他の作業もまだしこたまありますよ。

https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8meHRGMGFCbjFGVVU/view?usp=sharing


2014年10月25日土曜日

9月定例会報告


野草・薬草を使った家庭でできる健康法



 当日の参加者は十数名ということで、アットホームな雰囲気のなか、3種類の野草茶を試飲しました。
 よもぎ茶は「おいしい、温まる、なんだかホッとする」
 どくだみ茶は圧倒的に「独特の香りのなさに驚く」
 びわ葉茶は「オレンジのお茶の色のきれいさ、飲みやすい」と、
とてもなごやかに進み、ハーブケーキ、どくだみはちみつジュースの差し入れに一気に盛りあがりました。乾燥させたもの、生のままのもの、チンキやエキスなどアルコールで抽出したものをおもいおもいに試し、どんなときに使うのか、作り方などからだに優しいいろいろな知恵を交流しあうすてきな時間になりました。
         

いただいた感想を紹介します。

 思っていたよりも、とてもていねいで、見本(乾燥させた葉やエキス等)もあり、とても楽しかったです。薬草と聞くと少ししきいが高いと思っていましたが、楽しくお話が聞けてよかったです。  (高2)

 定期的にこういう集まりに参加しないと結局何もしないので、今日も良い刺激をいただきました。ハーブで精油作ろう,来年はヨモギのフリカケ作りだな、とか思っています。忘れてしまうので、春にまた講座やってください。  (中2)

 3種類の野草茶の飲み比べができて、楽しかったです。身じかな野草がいろいろな効能があるのを知って驚きました。お土産でいただいた枇杷エキスをさっそく試しています。結果が楽しみです。シップのことやいろんな話しも聞けてとても参考になりました。ありがとうございました。(中1)

 よく本で ドクダミ・ヨモギ・スギナ・ビワの葉など いろいろ目にしますが やり方も使い方もあやふやでなかなかやってみることが出来ないでいました。
 今回 実際にやっていらっしゃる方のお話しをききながら お茶にして飲ませていただいたり 採集の仕方・乾燥方法・抽出方法・使い方などなど 同じ親和会員の方から 具体的に教えていただき自分で出来そうだと思えました。
 ちょっとした事かもしれませんが この様な知恵を使い 薬や病院に頼るまえに 自分の治癒力をたかめ自分で治すことを意識していきたいと思いました。また 我が子にも 伝えていけたらいいな~と思います。   (高1)



 みなさんが、おうちでできるいろいろな方法で、病気やケガを癒していることを知り感心しました。何かあったとき、すぐにお医者さんに駆け込むのではなく、よほどのことは別として、まずはじっくり様子をみて落ち着いて対応することが「手当」なのだと感じました。なにより、自分のからだの中にある癒す力は自分で培っていくことがたいせつ、ということをあらためて感じました。  (中2)

 一番感じたのは、愛と信頼です。
これまで使っていた薬から野草(薬草)にかえるには、準備、努力、覚悟、観察…後なんだろう?沢山必要なことがあると思います。
 症状に合った野草は何か?考え、探し、集め、選別し、綺麗にし、乾燥・煮詰め作業、手を加える事がいろいろあります。途中で簡単で楽な方へと挫折してしまいそうなことも、何とか症状を改善させるんだという強い愛情があるからこそ、やり遂げられるんだと思います。
 その姿を見て、その愛情を感じて、野草(薬草)を使うと、買ってきたもの、貰ったもの以上の効き目がある様な気がします。絶対に良くなるとの自信は、信頼があるからこそ。
 また、それには、長年の経験からの先人の教えがあり、それをきちんとまとめた資料があり、それも信頼できるものであるから。
 実践しているお話が聞けて、私もやってみようと言う気持ちになりました。まずは、知ることから。
貴重な野草(薬草)も分けて頂きました。大事に使って行きます。
ありがとうございました。  (中1高2)

 草に触れる時間が増えると、「ありがとう」と思う時間が増えました。育ってくれた草にありがとう。育ててくれた土や水や太陽や空気にありがとう。そしてその瞬間、とても優しい自分になれる。私にとって、また私の家族にとって、それが一番の効能かもしれません。
 実際に植物を利用している方のお話には、なんのきなしにやっているようで、工夫があったり、絶妙なコツがあったりと、とても楽しかったです。もっと、生活に取り入れて、次は他の方にもおすすめしていけるよう、こなしていきたいと思います。
たくさんの野草の準備、大変だったことと思います。
ありがとうございました。 (中2)



2014年10月4日土曜日


行ってきました!!
 湘南学園カフェテリア体験ツアー
2014年10月1日(水)都民の日
参加者 総勢85名!!

そぼ降る雨の中、藤沢市・鵠沼 湘南学園カフェテリアに
和光学園の皆さんを連れて行ってきました!
小田急江ノ島線鵠沼海岸駅に集まった人数、総勢85名!
(保護者43名、教員11名、子ども31名)
小学校からは親子連れの参加も多く、
学校が作る《子どもたちの食》というテーマへの関心は
ますます高まりを見せています。
大人数にも関わらず、快く迎え入れてくださった湘南学園のみなさま。
本当にありがとうございました!
和光とルーツは同じだった(ということがわかった!)湘南学園の歴史や
カフェテリアが出来るまでのお話、
出来立てホヤホヤ・ピカピカのカフェテリアでいただいたタコライスや
お野菜の出しがたっぷりと出た温かいスープ、
そして前の日に摘んだ葡萄の実と
ミントの葉がのった手作りのゼリーのやさしい味、
小グループに分かれて丁寧にご案内くださった小中高校舎、
予定時間をオーバーして次から次と手が挙がった質疑応答、
あっという間に時間は流れていきました。
参加した和光のみなさんはどのような感想をお持ちになったでしょうか。
アンケートの回答をご紹介させていただきます。
長くなりますが、ぜひ子どもたちの感想までお読みください!

【感想集】

〔教員の感想〕
「大変有意義な一日でした。湘南学園のホームページや誌面である程度のことは知っているつもりでしたが、実際に見学してみると、学ぶべきことが現実味を帯びて沸き上がってくる感じでした。校舎案内をしていただいた際に山田校長先生、仲本園長先生にいくつも質問させていただき、丁寧に答えていただきました。このツアーを企画した「和光の食と身体を考える会」のパワーに圧倒されつつ感謝・感謝です。次にどう生かすかをじっくり考えたいものです。」(校長)

「本日はお忙しい中で、学園長、校長、理事長さんを始め、沢山のスタッフの方が丁寧に説明して下さり、ありがとうございました。和光と学校作りも教育作りもつながるところが多くとても共感することが沢山ありますが、「食」に関しては、私たちが学ぶことが色々ありました。特に、小学校への弁当、配食は和光鶴川小学校が、実現させたいところで、とても参考になりました。これからも色々とご相談させて頂くことになると思いますが、その際は、ぜひ御教示お願いしたいと思います。私学にとって厳しい時代ですが共に力を合わせて、子どもたちのためにがんばりましょう。」(校長)

「PTとが共働し作りあげていく学校だということ、そしてこの食堂はその一つのとても大きな成果なのだということが良くわかりました。例えば高校では、まとめるとTStudentsの学校ということになりましょうか。その意味で、湘南学園さんは「S」の存在を、和光高では「P」の存在を自治運営にどう位置づけることを考えるかは考えどころなのでしょうか。食も(は)学校の在り方を考える大きな核だと思いますので。」(高)

「鶴小でも子どもへのお弁当が話題になる中で非常にたくさんのヒントと進むべき道を指し示していただく機会になりました。ラボカードによるアレルギー対応や、登録免許を一般食堂と仕出しの2つを所得したことは、是非和光でもいかしてほしいと思いました。」(小)

〔保護者の感想〕

「子どもの未来への大切な資本としての食育も兼ねて、教師(学校)と保護者がしっかりと力を合わせて食育ラボを運営しているのだということがわかりました。色々な試行錯誤の中で、それでもその目指すものが子どもの未来を依り良いものにするという志しにゆるぎのないところが素晴らしいと思いました。(現実・理念・理想) 」 (高2)

「本当にすばらしいカフェテリア(食事内容)でした。食に対する考え方、それを実践され、大変な事や問題がありながらも、子どもや生徒達のことを思い、その思いを大切にされている熱意に心うたれました。是非、和光も頑張って安心して食べられる学食、日々の学習がいかされる学食、又、学食から多くの事を学べる学校でいてほしいと思います。」  (高2)

「開放的なカフェテリアでいただくランチはそれだけでも心が晴れやかになりました。働いている方も気持ちよく接して下さりいいですね~。生徒たちが安心して利用できる、親も安心して送り出せる、そう思いました。そして、今日いただいたタコライス、スープ、ぶどうゼリー、CMではないですが、「何もたさない、何も引かない」というのが頭に浮かびました。余計な添加物などは入れず、でも安全なものや愛情はちゃんと入っている。塩かげんや甘味なども絶妙でした。卒業生ではないですが、また食べに行きたいです! 」 (高2、中1)

「とても有意義な1日でした。和光しか知らないってヤバイ!!と思いました。やはり、親が子供を想う気持ちはパワーを産み、学園を動かすのだ!!と感じました。先生方の熱意も感じ、和光の先生方にもパワーをわけてほしいと思いました。生協のおばちゃんたちのやる気をどうするのか?ではないですか?やれることを1つづつ実現させて行けたらいいですね。ぜひ食育ラボの方から、たくさんの事を伝授してほしいです。 」 (高3)

「すてきな企画をたてて下さりありがとうございました。湘南学園のカフェテリアは、本当に温かくて、心がこもっていると感じました。こんなに細やかな対応(アレルギーのことなど)をするには多種多様の課題をていねいに話し合ってきたのだと思います。実現のためにはどれほどの想いがあればよいのだろうと考えてしまいます。食育の考え方が徹底していることに感動しました。」  (高3、中3)

「今日はいろいろと段取りいただきありがとうございました。とてもきれいで、手のこんだ料理、たいへんおいしくいただきました。タコライスもさることながら、ゼリーも学食で出るとは思えない程かわいらしい盛りつけでやさしい食感でした。カフェテリアの方々の衣装もどこかのお店のようでステキです。いろいろな心づかいを感じることができました。小・中・高と設備も充実している学園であることもよくわかりました。入試の際のケーキのエピソードもいいお話でした。駅で案内をしていただたいていた職員の方も、雨の中ありがとうございました。なかなか他私学の学食を利用することもなく、それもとても手作りの身も心もあたたかい食事をいただけ感謝しています。」  (高1、中2)

「校内もとてもきれいだった。カフェテリアも明るくて、窓からの景色も良い感じだった。具が多くて、味も少々うすめで良いと思います。「親目線」なところがすてきです。スタッフさんのユニフォームもすてきでした。アレルギーに対するシステムがすごい。安全に対しても安心できると思います。コミュニケーションが良くとれているきがした。ありがとうございました。ごちそうさまでした。」  (高2)

「今回は学食の多様性を学べました。外部に委託でないと、いろいろな可能性があり、企画を考えるだけでもワクワクしますね!タコライスも食べやすい味付けで美味しかったです。」 (高2)

「他校を知るということがこれほどすばらしいとは!和光の改善するところ、そして和光のよいところも再認識できました。ランチのスープから「子どもに食べさせたい」という気持ちまで伝わってくるようでした。湘南学園の関係者の皆さまをはじめ、和光・食の会のスタッフの皆に感謝です。ステキな一日をありがとうございました。食を大切にていねいに考えることを継続していきたいと思います。」  (高1)

「1億2千万円であのようなすばらしいカフェテリアがつくれることに驚きを感じました。要はお金の使い方ですね。和光が本格的なカフェテリアをつくるのは校舎建て替えの時でしょうが、今日の見学ですぐにでも実現できることもいくつかあると感じました。企画、運営お疲れさまでした。」  (高)

「2回目の訪問ですが、いつも温かくやさしい雰囲気のカフェテリアです。メニューも来訪者のことを考えて下さっていることがよくわかり、食べていて味とともに幸せを感じられるところが素晴らしいと思いました。和光にもこんなカフェテリアが出来るといいなと思います。ありがとうございました。」  (高2)

「学校と保護者が子どもの食育について真剣に考えて実行されている所に感動しました。和光でも参考になるヒントはたくさんあり、ぜひ和光でも学食が良くなる事を望みます。まずは学内の意識を高めて勉強することが大事だと思いました。」  (OG

「今日はカフェテリア及び校内の見学をさせて頂きましてありがとうございました。「食育」はまさに現代に必要な取組と存じます。マクガバンの報告などにもあるように、「食」と「心」の関連性、「食」の乱れが「心」の乱れとなるようなレポートもあります。まさに、道徳やしつけを正す最も近道なのが「食」を正すことなのかもしれません。お話を伺う中、食堂の運営の難しさも手にとるように伝わってきました。その中で様々な工夫をしながら努力をされていることは、本当に素晴らしいことだと思いました。今後はメニューの拡大もなされば、尚良いのかな?という感じはございました。小学校の見学もさせて頂き、あまりにも美しく創意にあふれた空間に感激しました。本日は誠にありがとうございました。」  

「先生方の、カフェテリア立ち上げまでのお話、お気持ちをうかがって、何をだいじになさっているかがよくわかりました。湘南学園の生徒さんたちは、実行、実践されている先生方に恵まれて幸せだと思います。考えたことを実行し挑戦していくことの大切さを教えていただきました。本当にありがとうございます。」  (中2、中1)

「すべてのお話が衝撃的でした。中でも、カフェテリアの利用は、在校生はもちろんのこと、卒業生にも開かれているということが、心に残っています。カフェテリアは、明るく、集いやすい雰囲気でした。室内の雰囲気だけでなく、スタッフの方々の笑顔も、お料理のもりつけ方も、味も、すべてが素晴らしく、「又、来たい」と思いました。立ち上げから、ここまで、様々な難問もあったと思いますが、一番大切な根っこの部分の思いが、学校とカフェテリアが1つであったということが素晴らしいと感じました。」 (中3)

「今年度、中学が1クラス増えたのは、カフェテリア効果も大きいとのこと。その通りだろうと思う。今こそ、食を大切にしなければという意識を持つ親は多いはず。和光も遅れをとっている場合ではないと思う。」  (中2)

「先生方、学校の、成長期を支えるというスタンスが素晴らしいと思いました。ラボの連携もとれていて親の協力も継続的にあり、見習うべきことがたくさんありました。和光でもできるところから少しずつ変えていけたらいいなと感じました。」  (中3)

学校の設備もカフェテリアも素晴らしくて、びっくりしてしまいました。食として、やはり、こんなにおいしいランチが食べられるなら親としても安心していられるし、子供もくつろげるスペースとおいしいランチがあれば活力にもなると思います。和光の学食とのあまりのちがいにまぶしさを感じてしまいました・・・・。  (中2)

「すばらしい学食でした。メニューもさることながら、「想い」があることがいちばんだと感じました。和光でも理想を求めるなら、自分達、親が動かなければと、自由の森、湘南学園と参加させて頂いて強く思いました。」  (高1、中1)

「カフェテリアの方、先生、親の力を感じました。ご苦労も多かったと思います。(現在も)新しいことをはじめるのは大変なパワーが必要です。今後もより良いカフェテリアであられますよう、おいのり申し上げます。和光も続きたい・・・・。」  (中2)

「自由の森学園の学食を目指して(夢)いますが、他校で同じ様に実践されていてとても勉強になりました。やはり教育には子どもの成長をつくる食が必要不可欠だと思います。世の中が便利になり、コンビニや自販機での購入が簡単に出来る様になって、子どもたちの口にする物が、親の目に届くものばかりではなくなってきているので、中高の育ち盛りの子たちには安心安全な食を与えたい、このひとことです。是非、和光でも見習って理想の食を実現させたいです。」  (中2)

「とっても充実した時間を過ごせました。参加して良かったです。ありがとうございました。湘南学園の先生方と保護者の熱意をたっぷり感じられ、他校を知るって大切だなと思いました。和光でもできる事から少しずつ取り入れていきたいと思います。食育ラボのスタッフの方に、ぜひ応援のレクチャーして頂きたいですね!」  (中2)

「すばらしいカフェテリアでした。お話を聞くほどに、どうしたらこんなにすばらしいことが実現できるのか、現状と自分の力を思うとうなってしまいます。和光にもこんなカフェテリアが本当にほしいと思います。そのためには、親が頑張らなければいけないのですね。できるかなあ。」  (中1)

「今日は、素敵な体験をさせていただきありがとうございました。うらやましいです。早く我が子の通っている学校の学食も変わってもらいたいです。ここまでくるにあたってのご苦労がどれほど大変なものだったか、でも、実現できている幸せ、私たちも味わいたいです。子どもたちのために、もっともっといい方法を考えていく、そういう姿勢を見習いたいです。一人一人の努力ですね。」  (中1)

「校長先生や理事長さんたちのお話をうかがって、基本にこどもたちの成長を真剣にとらえ向きあう愛情を感じました。同じ想いをいただいたお食事からも感じとることができました。とくに、おざなりになりがちのスープはこどもたちに向ける本物の愛情を感じました。しかし、ここまで来るにはたくさんの困難を超えてこられたと想像できます。それでもがんばり続けている姿勢に頭が下がると同時に、うらやましくてなりません。行事の都合でこどもたちに合うことはできませんでしたが、こんな善意に満ちた環境で育っていくこどもたちの幸せを想いました。わが子にもここまで向き合ってくれる存在と出合わせたいと強く思いました。」  (中2)

「湘南カフェテリア(NPO法人湘南食育ラボ)バンザーィ!難しい食育に真正面から取り組みになって、この様な丁寧で親切な食育、親でも気づきながら、なかなかこの様に出来ない、出来にくい、特にアレル源についての取り組み方に真しに向き相、とても感激し、どんどんこの様な学校食育がすすめられたらうれしい事と考えました。皆様にこの経験をお話したい思いです。本日、カフェテリアで昼食を頂き(メニュー、タコライス、ぶどうのゼリー、スープ)家庭でお母さんが作ってくれた様な暖かさ、愛情を全体に感じながら、とてもおいしい初めてのタコライスを頂きごちそうさまでございました。ありがとうございます。」  (小2、祖母)

「お話を伺い、実際に見学とランチを頂き感動しました。まさに理想のカフェテリアが実現されていると思います。先生と保護者が子どもたちの為に同じ想いをもって作られていることがとても伝わってきます。カフェテリアの明るく活気あふれる雰囲気、ランチの味、働いている方々全てとても素晴らしいと思います。和光にもこんな素敵なカフェテリアができることを願います。卒業生や地域の方々も集えるようなカフェテリアという考え方も共感できました。ありがとうございました。」  (小2)

「とてもすばらしいとりくみだと思いました。保護者の方々の思いがこめられたランチ、おいしくいただきました。販売についての説明で、とりあえず共存し、子どもたちの要望もみとめつつ、ゆっくりと、と言われていたように、時間をかけて一歩ずつやっていけば、無理なことはないんだなあと思いました。丁寧に説明していただき、ありがとうございました。」  (小3)

「カフェテリアでの食事がおいしく、子ども達も完食していて、「こんなのあったらいいな」と言っていた。和光にもあるといいです。」  (小3)

「感動しました。理想のカフェテリアだと感じました。ゼヒ真似して欲しい・・・・真似したいです。明るくイキイキしているキッチンの中には、皆様の志が表れているのだと思います。」  (小2)

「学校と保護者の関係が密で協力体制がすばらしいと思います。和光もその点では同じ力があるはずなので、両者が同じ方向に向かえば、実現は可能です。中高学食はハード面ではある程度できているのですから、運営について抜本的に見直しをしてもよいのではないでしょうか。今日はありがとうございました。運営準備おつかれさまでした!」(小5)

「今日はありがとうございました。″食″に対する考え方や子どもたちの口にする物をとても大切にしていらっしゃる姿勢に感動しました。お昼ごはんは、ただお腹を満たすだけではなく、体をつくっていくものなので、できるだけ体にいい物を、地産地消を、ということに気を配って作られた食事は安心して、おいしくたべられてとてもいいと思いました。」(小3)

「素晴らしいカフェテリア(建物、食事共)と、先生方、生徒の皆さんの穏やかな素敵な雰囲気に、とても心やすまる素敵な一日でした。学校トップの先生方、保護者の方々から皆さんで歓待していただいて、湘南学園を今までほとんど知らなかったのですが、周囲の人に、素敵な学校だよ!!と、話したくなりました。今日は1日、どうもありがとうございました。中高の研究発表会、小学校の各教室のニックネーム(?)素敵ですね。」」 (小3)

「もりだくさんの内容で、とても充実した時間を過ごすことができました。すてきな企画、ありがとうございました。湘南学園の皆さまにも手厚い歓迎、本当にありがとうございました。こんなカフェテリアが和光にも実現するのを楽しみに!!現実的になりそうで楽しみです。タコライス、とても美味しかったです。学食のレベルじゃない!レストランみたいです。デザートも手がこんでいて感動的でした。ありがとうございました。」  (小3)

「とっても素敵なカフェテリアで、おいしくランチをいただきました。食育に対する思いに大変共感しました。教師と親の力で実現していることにとても驚いています。素晴らしい学校ですね。今日は食サークルの皆様のおかげで、いい経験ができました。ありがとうございました。」  (小5)

「カフェテリアの調理場と飲食スペースと照明の色を変えてあたたかい雰囲気で食べられるよう、配慮されていておどろきました。小学校では階段の段数を増やし、低くし、らせんにする事でスペースをおさえていて、子供がのぼり下りしやすくなっていました。学園内全体、とてもきれいな事にもおどろきました。いたるところに、子供に対する気配りがされている事に感心しました。」  (幼月)


〔子どもたちの感想〕

「すっごい美味しかったです。和光は、食の勉強をしているのに、全然食に力を入れていなくって、今も教室とか足りているのに、新校舎作ってて、そうゆうのじゃなくて湘南学園みたいなカフェテリアを作ってくれたらな思いました☺ありがとうございました。」  (中3)

「行事とかが和光にとてもにていてビックリしました。和光の学食でも、秋田のお米を使ったりしているけど、こんなに生徒のことを考えた学校があることをはじめて知りました。和光でも湘南学園に協力してもらってやってほしいと思いました!今日食べたタコライスにゼリーがついていてデザートがついているのにもおどろきました。学校で食のことを色々学んでいるけど、実際自分の食事とつながっているのか、と考えたらもっともっと色々なことをしないといけないと感じました。今日は本当にありがとうございました。」 (中3)

「とてもおいしかったです。毎日でも通いたいなと思いました。お弁当も試食してみたいなと思います。すっごくおいしかったです。ありがとうございました。」  (中3)

「食堂のたべものはすごくおいしかった。校内は、すごくきれいでせいけつなとこで、和光もこんなきれいになればな~と思った。」  (中2)

「食堂の食べ物がおいしかった。これが和光中にあったら毎日食べている。」 (中2)

「購買も食堂も和光よりぜんぜんよかった。ごはんも油ものばかりでなくおいしかった。きれいであかるかった。これだったら毎日たべてもいいと思った。そのせんの気持ちがつたわってきた。」  (中2)

「タコライス、美味しかったです。カフェテリアは開放感があって白でせいけつ感がでているし、作っているところが見えるから、安心して食べることもできます。校舎は土足なのにキレイでびっくりしました。大きくてキレイな学校、とてもステキだと思いました☆✩」  (中1)

「校舎が大きいし、きれいですごかったです。タコライス、おいしかったです!」 (中1)

「タコライス超ウマイです。1級グルメを超えました。」  (小5)

「タコライスめちゃめちゃうまかった。また食べたいと思った。家でつくったタコライスよりうまかった。」  (小5)

「たこらいすがうまい、学校でもだしてほしい。」  (小5)

「トイレがきれいだったし、タコライスとか、スープとか、ゼリーおいしかった。」  (小3)


「お話がちょっとわかんなかったけどほとんどわかったよ。先生のお話がよかったよ。あといっぱいわかったよ。ランチはタコライスとでざーとのぶどうのゼリーがおいしかったよ。スープはちょっとおいしかったよ。でもおいしかったよ。小、中、高の学校ぜんぶみたらすごいひろかったからびっくりしたよ。きょうはすごい楽しかったよ。♡✩✩☆☆」 (小2)

2014年9月28日日曜日

忘れ物


**第一親和会室に忘れもの**


以前、親和会室で活動したときの忘れ物。
木造りのおもちゃです。
お心当たりのある方は、各学園の代表までご連絡ください。
「もしかしたら?」と思う方も、お声かけください。
どうぞよろしくお願いします。

2014年9月11日木曜日

スペシャル企画 湘南学園カフェテリア体験ツアー 決定!


湘南学園創立80周年を記念して創設されたカフェテリア(学食)。
そこはこの学園で学ぶ食育の理念が具体化されている場所。
保護者が運営に直接関わるという、他に類を見ない方式を採用しています。
献立立案の段階から参画することにより、
生徒・保護者から直に意見を拾い上げることが可能となっています。
一見の価値あり。
この機会をお見逃しなく。
和光幼稚園から高校、OBまでどなたでも参加できます
子連れOK!

2014,10,1(水) *この日は都民の日で和光はお休みです
10:00 小田急江ノ島線 鵠沼海岸駅改札 集合
    学校見学〜学食ランチ試食〜
校長先生・理事長・学食責任者の方々からのお話〜    
質疑応答など予定しています
14:00   現地解散予定
参加費 600円(ランチ代含む)
申込方法 和光の食と身体を考える会幼・小・中・高代表まで
     または和光の食と身体を考える
https://www.facebook.com/health.wako まで
申込〆切 9,21(日)メッセージ必着

下をクリックしてチラシをご覧ください
https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8mTE5DN1V3MUFFQ00/edit?usp=sharing





2014年9月10日水曜日

いつも百姓村通信を送ってくれる佐々木義実とうさんから、
お誘いいただきました。


** 稲刈り体験と秋の味覚 * * 


9月20日(土)~21日(日)
詳しくは、下のアドレスをクリックして、ポスターをご覧ください。

今日は仔牛のせりでした。
生後約10ヶ月体重340kgの去勢
5ヶ月くらいで去勢しちゃう~痛!)
俺人間でえがったあ。
ってなにバガなごどいってるべな。
思ったより高く売れて今日はルンルンです。
明日は干草の収穫です。
天気予報は午後から雨。
雨降ったらせっかく乾いた干草腐ってしまう。
やべなあ。
神様降らせないで下さい。
と、こんたどぎばり、たのだて「んだが」って言うわげめべ。
さて
9月20日21日稲刈り体験と秋の味覚をやります。
ぴっかぴかの新米一升プレゼントもあるしよ。
秋はうめ食べ物もしこたまあるし。
ご検討よろしくお願いします。(ぺこん)

下をクリックしてください。

2014年9月5日金曜日

9月定例会

= 野草・薬草を使った家庭でできる健康法 =

     日時:9月26日(金曜日)13:30~15:30
    
     場所:中高第一親和会室


よもぎどくだみなどの野草
梅干ししょうがなどの自然の力
からだを癒す知恵の情報交換します。
おうちで実行していることがあればぜひご紹介ください。
試食、お試し、用意してお待ちしています。

幼・小・中・高・OB親和会員・教員 どなたでも参加できます

2014年8月26日火曜日

百笑村通信届いたよ

秋田の佐々木義実とうさんから、
百笑村通信届いたよ

4・5月号と6・7・8月号
弾丸ツアーも載ってるよ
一番下のアドレスをクリックしてね。



=以下、とうさんからのメッセージ=

みなさんお元気でしょうか。
朝間のまま食ってから新聞見てるとすごくねぷてぐなるんです。
ここで朝寝が出来るとその気持ちのええごど、ええごど。
朝寝して、昼寝して、なんと幸せなべな。
きょうは研修生が休みなので(休ませたと言うか)ゆっくりしてます。
そしてかあちゃんも今日から3日ほど居ないので淋しくて、淋しくて。
(嘘なの、ばればれですね)
今、朝寝したいのを我慢してみなさんに一生懸命メールを打ってます。
別にそんた通信いらねじゃ、と思ってる皆さん
まんち、えねが、んかたて少し付き合ってけれめね。
えーと、かなり久しぶりの百笑村通信をおぐります。
と言っても別に久しぶりなのが
久しぶりでねのが、そんたごどわがらねじゃ、と言ってるのが聞こえるども
ちらの皮あぢ俺は気にしてません。
8月は雨が多く稲の花が咲いてる時期でちょっとやばいかな、特に晩生のコシヒカリが。
あきたこまちは早生なのでそんたに影響ねど思うども。
それに山間の田んぼは日が当たるのが遅く日陰なるのが早いので、病気も出てきてるし、
田んぼが乾かず柔らかすぎて稲刈り機械がぬかるんで入れなさそうです。
今年は手刈りが多くなりそうな。
やべなあ。
今、稲作農家はわりと暇です。たいした仕事はありません。
でも俺んちは牛もいるので草刈とかで少し忙しいです。
9月になれば稲を自然乾燥(ハサがけ)するためのハサつくりです。
作ってみたい人お待ちしてます。
これからは小屋や牛舎の屋根のペンキ塗りです。
ペンキが古しぐなれば、雪走らねので数年に一回は塗るようにしてるんです。
年えってきたば、屋根さ上がるのが少しおっかねぐなって来ました。
かと言って命綱やるのはめんどくせし。
こっから落ぢれば死ぬべな、と思いながら毎年やってます。
雪下ろしも同じです。
今日の天気は曇りです。どんよりしてます。
やっぱり今の時期はカーッと太陽に照り付けてもらいたいです。
作業は辛いけど作物にとっては必要なんです。
トマトは全滅しました。天気だけではなく土が合わなかったと思います。
しこたまおいしいイタリアントマトだったのになあ。

百笑村通信4・5月号
百笑村通信6・7・8月号
https://drive.google.com/file/d/0ByWlxXqqpM8mSVBjSmp4Q3JyVnM/edit?usp=sharing

2014年8月2日土曜日

学食探検

子どもたちに伝えたかった「一食一食」の大切さ

 = 行ってきました湘南学園カフェテリア =

 7月5日 「和光の食と身体を考える会」の中・高代表と代表代理は、湘南学園のカフェテリアを訪問。仲本学園長、辻学園理事長、湘南食育ラボ川井副理事長にあたたかく迎えていただき、素晴らしいお話しと、とても美味しい食事をいただきました。

以下、感想とメモと写真です。


【立ち上げのきっかけと理念を伺って】
 湘南学園のカフェテリア立ち上げのきっかけが、3・11東日本大震災の時にあると伺って驚きました。震災の時、津波を警戒して集まった地域の方々を湘南学園が受け入れ、避難所になったそうです。
 理事長の辻さんは保護者の方々と協力して大量の炊き出しをされ、その経験から学校内に大勢の食事を作れる施設や技術が必要ではないか?と感じられたとのこと。
 当時PTAの副会長をされていた川井さんもまた、現代は外食が増え、生活も多様化が進み、子どもたちの「食」に対する意識が薄くなっているなと感じ「一食一食」の大切さを子ども達に伝えたいと思われていたそうです。
 お二人のこの思いがきっかけとなり、カフェテリアの設立に至りました。
 お話を伺って、辻さんと川井さんの個の利益にとどまらない、子ども達の未来まで見据えた視野の広さに感動しました。
後列右から 川井さん・仲本さん・辻さん

 それは「一食一食を大切に手間ひまかけて調理したものを食べてもらえれば、「食の大切さ」は伝わるのではないか。食から、体や自分のことを考えるきっかけになったらいい」という、カフェテリアを第三の教育「食育」のための場とする理念にも反映されています。
 視野の広さと、理念はカフェテリアのあらゆる所に生かされていて、とても温かく居心地のよい場所となっていました。
 多くの人は理想を現実にするのは難しいと考えて、行動する前にあきらめてしまうことが多いと思います。「こうだったらいいな」という素朴な思いをきっかけに、実現に向けて初心を忘れることなく、ぶれないように努力されてきた皆さんはとても生き生きとされていて羨ましく思いました。
 私も理想をあきらめないで、少しずつでも行動していこうという気持ちになりました。
 良い体験をさせて頂き、ありがとうございました。



【ラボカード】 
 カフェテリアで購入する際は、現金のやりとりは一切ない。生徒や先生は各自専用のマネーチャージ式の「ラボカード」を持っていて、それを読み取り機にかざしてタッチパネルで欲しいメニューの食券やパンの引換券を購入する。タッチパネルには残食数がリアルタイムに表示されるため、あと何人買えるかが一目で分かる。
 このカードのすごいところは、一人一人のアレルギー情報が記憶されていることだ。

 まず生徒はラボカードを持ってカフェテリア入り口のタッチパネル(いわゆる食券売機)の前に並ぶ。正面のモニターには本日のメニューが大きく映し出されている。2種類の日替わりランチと2種類のパン。この日は回鍋肉定食といわしの蒲焼き丼定食、パンはメロンパンとカレーパンだった。(万が一売り切れてしまうとカレーやうどんなどで対応してくれる)
 このタッチパネルの前が黒山の人だかりになったり、長蛇の列になることはまずないらしい。なるほど、見ているとメニューがシンプルなせいかパネル前でじーっと悩む生徒はほぼいないし、ラボスタッフが一人必ず横に立っていて、生徒が読み取り機にラボカードをかざすと、さりげなく名前を呼んで残金やアレルギーなどをチェックしながら必要かつ最低限の声かけをしている。この適切な誘導のおかげで生徒たちはスムーズに流れていく。

 購入ボタンで注文した生徒はそのまま進行方向の配膳カウンターに行き、ランチやパンを受け取る。生徒の動線に沿ったカフェテリアのつくりのおかげで、オープンテラスまでほぼ満席の状態だが混雑した感じは全くしなかった。
 弁当持参の子も一緒になって、なごやかに食事をしている。その子どもたちの中を「いわしの蒲焼き丼、どう?」「ご飯の量、足りてる?」「うわぁ〜、おいしそうなお弁当!」などと時々声を掛けながら、子どもたちの様子を観察して回る食育ラボ代表の川井さん。
 
 この「ラボカード」、PASMOのようにカード自体に直接現金が入っている訳ではなく、現金は事務所のシステム内で管理しているので、万が一紛失してもお金を落としたことにならないのが、親にとってもありがたい。また、もしもチャージを忘れて残高が0円になっていても、−1000円までは買えるシステムにしてくれているので、うっかり昼食を食べられなくなってしまうということがないのも安心だ。子どもたちの生活や身体のことをなによりも大切にしてくれている食育ラボの姿勢がこんな工夫からも伺い知れる。チャージは中高出食日の9時~16時、カフェテリア内のラボ事務窓口ですることができるので、子どもに現金を持たせたくない場合は親がすることも可能だ。
 「ラボカード」は、子どもの卒業時に停止しなければ、卒業後も利用することができる。この日も実習に訪れている卒業生数名と係活動で来校していた保護者たちが食事をしていた。停止する場合、残金はラボ事務窓口にて返金してくれるそうだ。
 このカードシステム、企業に頼めば千万単位の経費が掛かるそうだが、なんと保護者のお父さんたちがほぼボランティアで作ってくれたとのこと。湘南学園の底力に脱帽!
 

【スムーズな食の提供】
 中高生は 食堂のみで使う「ラボカード」を作り食堂内の窓口で入金しパスモのように使用していきます。(厳密には データで入力されカードで情報を呼び出し精算されていきます。そのため カード紛失した場合届出すれば残金を使用されることはありません。) また うっかり入金し忘れたとき食べそびれないようにー1000円までは使用できるようにしてあります。そして カード作成時にアレルギー情報がいれてありアレルギー食品が含まれていると購入ボタンが押せないようにもなっています。
 この日のメニューは 定食(回鍋肉・春雨サラダ・味噌汁・ごはん)・ランチ(いわしの蒲焼丼・春雨サラダ・味噌汁)2種類150(75)・甘系のパン・甘くないパン、生徒(1100人余り)昼休憩12:0012:45 食堂の方が購入パネル前に1名・定食とランチ提供に各2名・生徒の誘導1~2名ですすんでいきました。

 
 その日のメニューは大きなパネルに表示してあるので、並んでいるうちにメニューを決めることができますし、券売機のように現金での購入ではないので、お財布からお金を出し入れするなどの時間がかかりません。 また、購入ボタンを押すと即座に厨房に伝わるため、食事の提供も素早く行われます。
 
 注文をするときも、食事を受け取るときも、並び待たされる時間が短いせいもあるのでしょう、ほとんど混雑することもなく、子どもたちが並んだ列から離れてしまったり、ふざけ合って騒ぐようなこともなく、職員の方が声を荒げて注意することなどまったくありません。

 驚いたことは、150食の内100食近くが12:0012:15の間に配膳終了していたことです。


カフェテリア外のテラス席まで満員になります。











【三位一体】
 子どもを真ん中に、学校・先生たちと保護者が手をつなぐ和光学園の三位一体。私は10年余に及ぶ和光生活で、もちろん多少の不満や疑問を抱えながらも、その呼び声も高き三位一体が多分日本一であるのだろうと思っていたのですが・・それが小さな井の中の小さな蛙に過ぎなかったことを心底思い知らされたミニツアーでもありました。

 ミニツアーの行先は小田急線の続きにある湘南学園のその名も「食育ラボ」。それがどんなに画期的で革命的で素晴らしいものであるかは別途詳細なリポートを参照していただくとしても、神奈川新聞の見出しを並べるだけでもわかります。「手料理学食、親心込め」「保護者ら運営、生徒に好評」「食材厳選、地元産も」。
 神髄はこれにつきます。

 では、いったいどうしてこんな素晴らしいカフェテリアが生まれたのか?
その発端は3.11に遡るテレビドラマになりそうなエピソードがあるのですがそれはおくとして、「食育ラボ」誕生の背景には学校と保護者が本気で子どもたちと学園の将来のために「食」と「食の場」、「食のつながり」こそが最重要課題であると認識し、情熱をもって実現化したこと。
 またその大前提として、学園の意思決定(物心ともに)を事実上掌握する理事会が管理職も含めた教師と保護者から構成されているシンプルな構造にあることがあげられるでしょう。

教師と保護者は利害関係が明確に一致します。
 子どもたちが心身健康、頭脳明晰で学園生活を豊かに楽しく送ること。
 学園の存続・発展のためにもその理念の実現が継続的に、関わる人たちの人生の充実感も図り ながらなされること。
 またその基本としては、関わる人たちすべてが学園の理念に共感し、互いに信頼しあい、学園と 子どもたちに大きな愛情をもって全面的に支援し続けていくこと。
その結実が、今回湘南学園80周年記念として落成したカフェテリア「食育ラボ」なのだと思います。
まぁ、ここで私が抽象的なことをくだくだ説明するよりも、実際に行ってみて、食して、話を聞いて、感じていただいた方が早い・・・ですが。

 さらに素晴らしいことには、湘南学園の方々は、単に〝ウチの学園”のための「食育ラボ」と位置付けるのみならず、NPOを立ち上げてすべてのノウハウを惜しげもなく公開していらっしゃいます。日本中すべての青少年、次世代を担う子どもたちに「食」と「食の場」がどんなに重要か、保護者の持つ民間のスキルも十分活用したそのノウハウは金額に換算してン千万にも値するということです。
このふとっぱらな精神もなんとも素晴らしい。


 カフェテリア効果もあってか、学園の今年の中学1年生は通常5クラスが6クラスの定員増になるほどの人気ぶり。カフェテリアを見て、入試の時にそこでお茶を飲んでケーキを食べて(手作りのケーキのトッピングには校章の松葉のチョコが模られていたりするのです!)、「ボクは絶対にここに入る」と言って実際に入学した子どもたち。保護者と学園の三位一体の〝愛″は、そこに行ってご飯を食べればわかるのですね。
 私は話を聞いている間中、感嘆の連続で涙が出そうになりました。沿線に生きるほぼ同世代のお父さんお母さんの話として、共感できる話やエピソードもてんこ盛りでした。

 さて、わが和光学園ではこれからどういう「食」と「食の場」が提供できるのか?
 和光の三位一体の誉高き伝統を守りつつ、関わる人たちすべてがそれぞれの人生を幸せに送りながら、子どもたちと学園の今と未来を思いやれる学食のあり方を真剣に考え、現状を踏まえた上で実現に向けて努力していかねばならない、していきたいな、と思った所存です。一人ひとりは微々たる力でも、先生たちと保護者で知恵を絞って努力していけばなんとかなる、なんとかしてきたいなと。
 自由の森学園、湘南学園・・・同じ私立学園同士、学ばせていただくところは大いに学ばせていただき、助け合い、迷走中のわが国に生きる次世代の子どもたちをみんなで育てていきたいものですね。

 今回、このような学びの場を提供してくださった「和光の食と身体を考える会」のみなさまに心より感謝申し上げます。
 同時代に生きる大人たちの教育に対する信念と信頼と愛情こそが子どもに届く。その内実を伴った形として「学食」の提供の仕方は非常に重要で、有効でもある。今回、しみじみと実感した個人的結論です。 


【あふれる愛情】
こどもたちに、安心できるきちんとしたものを食べさせたい、という愛をたくさん感じました。
学校も補助を出すなどして、親と共同で、食堂に関わっていること。
カードにアレルギー情報が入っていること。
マイナスでも2食は食べられること。食器が陶器であること。

手作りで、調味料や野菜などの食材にこだわっていること。
厨房で働く人たちが、こどもたち(在学生、卒業生)の親で、おいしいものを食べさせたいとがんばっていること、などなどすばらしいことがたくさんで、和光の食堂もそうなってほしいなと強く思いました。 

できることから、取り入れてもらえればいいなと感じました。

理事長はPTA副会長を勤めたこともあり、その期間を含め5年余りも責任ある仕事を無給でこなしているそうです。カフェテリアをオープンするにあたり、自森に何度も通ったそうです。
理事には在校生の親しかなれない。というシステムにも感動)
学園のPRにもなり、生徒の募集にも影響はあったそうです。
1年生の利用率が高いのは、カフェテリア目当てに入学したこどもが多いから。
入学してきた中一の子に「ここ(カフェテリア)があるから、受験をしてがんばって入った。ありがとう」と言われたときには、「こちらこそありがとう」と涙が出そうになったという、副理事長からのお話にも感動しました。
昨年度の入試のときに、親の休憩所としてカフェテリアを使ってもらった。そのとき、ケーキを出した。入試は続けて3日あり、1日目で落ちた子が2日目もくる。 「カフェテリアでケーキを食べたから合格した」と言ってくれた子がいた。そういうエピソードもあったようです。
こどもたちが、整然と列に並び走ったりふざけたりしてないこと。
見るからに素直そうな、明るい表情をしていたことが印象的でした。


【メニュー紹介】
いわしの蒲焼丼
 カフェテリアを利用している子どもたちに聞いてみました。
「今までで一番美味しかったメニューを教えてください。」
 から揚げ、タコライス、タンドリーチキン、しらす丼、チキンのイタリアンソテー・・・・
次々と出てきました。1日のメニューが2種類と聞き、頻繁にカフェテリアを利用していると、飽きてしまうのではないかと思ったのですが、旬の食材を中心に、いろいろな調理方法を工夫して提供しているようで、「毎日でもおっけ~」なのだそうです。
 「え~、ひとつだけですか?」と聞き返し、その「ひとつ」をう~んと悩んで、「ひとつは無理です」という子もいました。
 メニューの開発は、栄養士さんも加わり、スタッフの試作を土台にしたり、子どもたちの意見やリクエストなども取り入れ、作り上げるのだそうです。「あ、俺の言ったやつだ!」と、メニューに反映されたリクエストに喜ぶ子たちの反応が、またスタッフのやりがいにつながるとのこと。
 この日のミニパンはメロンパンとカレーパン。ミニといっても、市販の中華まんぐらいの大きさ。食後のデザート感覚で食べる子、持参のお弁当にプラスする子、部活用にいくつか買って持っていく子、いろいろな組み合わせで楽しんでいるようで、あっという間に売り切れました。
 パンもここで焼きたいのだそうですが、設備が間に合わず、パン屋さんに特別注文しているのだそうです。
 コーヒーは大人専用。自然とカフェテリアに足を運びたくなりますね。
回鍋肉定食


《お話をざっくりとメモしました》


創立80周年を迎えた昨年11月に、カフェテリアがオープン。
カフェテリアは「食育の場」としての役目ももっている。
この学園は幼稚園から高校まで1,700世帯、1,900名ほどが通っている。
カフェテリアを建てるさい、同窓会室もつけた。
手作りのごはんを、おじいさん、おばあさん、親、生徒が混在して食べるのが理想。
今は、核家族化しているので、ひとりで食べがち。
同じものを食べても、大勢で食べるのと、ひとりでは味が違うのではないか。
カフェテリアは卒業生、PTA、同窓の方も利用できる。

<こだわりは?>

カウンターに掲示
安心安全が一番。
地産地消。
食育がテーマ。
季節によっては、地産地消は難しい。
旬のものをなるべく出すようにしている。
「体は食べ物でできている」ことを意識してもらえればよい。
仕入先は紹介してもらったり、一軒ずつあたっていった。
湘南産や神奈川産、生産者の顔がみえるのが理想。
野菜もなるべく有機や減農薬のもの。
調味料は無添加のもの。
216席ある。(1学年の人数分)

<カフェテリアのメニュー、利用時間などについて>

WEBで1週間のメニューがわかる。
定食はAとBの2種類。パンもある。
定食は毎日150食ほど作る。(75食ずつ)
(訪問した日は、Aが肉、Bが魚だったが)
A、Bともに、肉メニューのときも。鳥のから揚げは人気。
売り切れた場合は、うどんやスパゲティミートソースなど、ストックしておける特別食を提供する。
特別食は子ども達に人気だが、最初から「これください」とは言えない。
残り何食という表示をみて、列の後ろの方に、並びなおすこどももいる。
メニューは、こどもからのリクエストも受け付ける。
しらす丼のときもあった。(土地柄でしょうか?)。
利用できる時間は、12時から12時45分まで。
メニューにより混み具合が違う。
パンはパン屋に特注している。
給食施設ではないので、(メニューを選べるので一般食堂扱い)外に持って出れる。
でも、教室まではだめ。
3時間目くらいになると、こどもたちが「今日は何かな?」とうろうろする。
嫌な匂いだと窓を閉められてしまう。
少し大きいお弁当箱(黄色)が高学年用
小学校へは、ここで弁当をつくり配達(5日前までにネットで予約、2日前までキャンセル可能)
母が体調が悪いなどで、弁当を持参してない子のために。
以前は、業者から買っていた。

<カフェテリア利用時のシステムについて>
自販機で食券を買う場合はアレルギーチェックができないが、学園では、生徒がひとり1枚、ICカードを持っていて、データベースに残高とアレルギー情報が入っている。
アレルギーがあると、メニューのボタンが押せないシステムに。
カードを落としても、再発行できる。
お金は初回はプリントを配布し、封筒で集金し登録する。
その後は、事務室でチャージしてもらう。
残高がマイナスでも買えるようになっている。マイナス1,000円まではOK。


<なぜ、請負業者を入れず、NPO法人を立ち上げたか>

カフェテリアの請負業者を決定するさい、業者6社でコンペした。
味噌汁のだしをとる、など工程が増える程、高額になった。
学校運営の案もあったが、ほかの学校へ広めるなど後々のことを考えると、神奈川県の許可をとり、NPO法人にしたほうがよいと考えた。
キッチン(厨房)のスタッフは8名。(求人は学内で公募した)
安価な金額で働いてもらっている。
キッチン内で親達が働く姿をみて、何かを感じてもらえればと、キッチンをわざとオープンにし、見える状態にした。
いくつになっても、がんばって目標をもってやればできるんだよと、あきれめないでと、子どもたちに伝えたい。
最初は失敗の連続だった。「ごはんがまずい」と言われ、生徒がこなくなった時もある。 

大量の食事をつくるのに慣れてない、ということもあった。

4、5食は上手につくれるが、100食以上となると違ってくる。
調味料の量を出すのに、単純に人数分掛ければよいというものでもない。
こどもに食べさせたいものをつくる。
仕入れの担当、対外的な交渉の担当、メニュー開発担当など仕事がいろいろある。
試作品をつくって持ってきて、それがメニューになり、例えば作った人の名前をつけ、まさこ‘s ランチ とメニューの名前が決まることもある。
最初、外部からシェフを呼び、豚肉しょうが焼き、鳥のからあげを教えてもらった。
衛生状態には気をつかっている。
野菜は3回洗う、マスク着用など。
帽子、エプロンなど制服はリース。
朝8時から準備をはじめる。
カフェテリア委員会でお便りをつくり、毎週発行している。(WEBでも発信)

<運営に関して>

食育を推進すればするほど、黒字にはならない。
学校とNPOと話し合いを持ちながら、やっている。
500円の定食だと、原材料費は370円ほど。そこを下げると、コンセプトがくずれてしまう。
学校と一緒になってやらないと食育はできない。
無添加の調味料が高い。
補助金が1食あたり78円でている。PTAからも寄付。
正会員、賛助会員の会費を募り(コープと同じシステム)運営にまわす。
運営のノウハウを湘南食育ラボがもっている。
ラボがスタッフをするところからお手伝いをして、ノウハウを伝えることができる。
システムを民間に頼むと何千万もする。以前3千万や6千万円といわれたことも。
業者まかせでなく、保護者がやっている。
採算のことで内部で激論もあった。、
東京の学校からカフェテリアの見学に多数くる。
保護者からの、「学校には頼らない。コンビニで十分」という意見もあった。


以上 参加メンバーによる体験レポートでした。

和光の食と身体を考える会では全校から参加者を募り、2014湘南学園カフェテリア体験ツアーを計画中!(2学期中の予定)詳細が決まり次第、Facebookおよび当ブログにてお知らせいたします。乞うご期待!