2013年8月22日木曜日

6月定例会(世田谷)報告

        = 種のタネ明し 感想 =

 講師を招いて、慣行農業に使用される種の現状から、お話はスタートしました。
 国内・外を、自分の足で歩いて情報収集している方なので、内容は有機の種・有機農法農作物・農薬放射能汚染遺伝子組み換え・・・・などなど、多岐にわたりました。
 

参加いただいた方々の感想です。

 情報は自分で取に行く時代だと思っています。そしてどんな情報を選んで行くかが大切だと痛感します。今日はいろいろな角度からの日本の食事情の切迫した状況を聞くことができました。

 3年前に分けて頂いた有機の種は本当に驚く程たくさん種が取れ、八ヶ岳に住む妹夫婦に委ね、毎年収穫し、種が取れています。積極的に有機農法、自然農法に取り組む山陰や京都の知人から地元の有機農法のチームに伝わっています。

種に関する書籍は沢山出版されています。
悪いとわかっているものは買わないという消費者としてできる唯一の主張を徹底したいと思いますが、利便性に負けるときが100%ないとは言いきれません。ひとりでも多くの人に農薬漬けの野菜、遺伝子組み換え食品を買わないで済むように、得た情報をそのまま伝えていきたいと感じています。

 お話を伺ってまず思ったのが母への感謝の気持ちでした。私が小さい時から市販の食品の安全性に関して疑問を抱き、食に気を使ってくれていました。今度会った時に「ありがとう」伝えようと決めました。

 我が家では品質重視で食べ物を買っているためエンゲル係数が高く、夫にも同意を得てなんとかやりくりしていますが、お話を伺って「これでいいんだ」と自信を持てました。

 食べるものは選んでいますが、種の世界の話しは興味深かったです。

 店頭に並ぶほとんどの農作物は、その時限りなんですね。種が採れない作物なんですね。びっくりしました。種を取って畑にまいて、そうやって増やしていくものだと、思い込んでいました。毎年毎年、業者から種を買わなければならないなんて、しかも、農薬とパックになっているなんて、とんでもないことです。私たちは、何をしたらいいのでしょう?どうしたらいいのでしょう?質問したいこともたくさんあります。どうぞまた、企画してください。

             6月4日和光世田谷小 第一会議室にて